勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

ギャング・オブ・ニューヨーク(2002年)

2003年01月18日 | 洋画(アメリカ系)
タイトル ギャング・オブ・ニューヨーク

---感想---
19世紀のニューヨークのギャング団を描いた映画。9・11の影響で、撮影が一時中断し、そのため公開が約一年延期された。構想30年、製作270日と言う大作映画でもある。また、ディカプリオ5年ぶりの映画でもある。タイタニックでの繊細な、少年の様なディカプリオから、大人になり、ワイルドさもかもし出す、たくましいディカプリに進化していた。

出演者が豪華である。ディカプリオ、キャメロン・ディアス、ダニエル・デイ=ルイス、リーアム・ニーソン・・・。本当に大作映画といえるだろう。この映画には、アイルランド移民の困難な苦闘の歴史が根底に流れているのだが、日本人にその歴史は判らないかもしれない。それが判らなければ、ギャング団の抗争も理解半分になってしまうのだが・・・。ギャング団の映画であるということからか、抗争シーンが多い。その抗争シーンもかなりリアル(?)なので、目を覆うシーンも多い。しかし、あの当時の抗争は、本当にあんなに凄惨な抗争だったのだろうか?

内容そのものは、本当に大作映画という感じで、もうお腹一杯。気楽に見る映画という感じではない。しかし、3時間近い映画であるが、見るべき内容は多く、一気に時間が過ぎてしまった。

英語版HP:Gangs of New York from Yahoo!

公開年 2002年
監督 マーティン・スコセッシ
出演 レオナルド・ディカプリオ、キャメロン・ディアス、ダニエル・デイ=ルイス

[2003/01/18]鑑賞
[2006/01/09]投稿