河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

岡山大学医学部で講義

2009-12-08 | 大学
本日は非常勤講師として岡山大学医学部で医学部4年生に講義を行った。
講義タイトルは「運動機能学」で、整形外科の系統講義の一環としての講義である。
医学部学生も、入学者の約30%程は物理学を学ぶことなく入学してきているとのことで、運動学の講義は重要と考えている。
何しろ、彼らが卒業後はリハビリテーションのプロである理学療法士や作業療法士に指示を出すのであるから、全く運動学の知識がないというのは困るのである。

今年は1時限目に講義が当たってしまったので、予想通り講義開始時には出席者が少なかった。
医学部は今になっても出席を取ることはしていないらしい。
勝手気ままに来たい学生は来るし、朝寝したい学生は下宿で寝ている。
それでも講義開始とともにぽろぽろと集まり、講義終了時にはかなりの学生が出席していた。
少なくとも私が学生だった頃よりは出席状況は良好のようだ。

講義は昨年の講義を踏襲して、あまり専門的なことに踏み込まず、一般的な内容とした。
さらに、将来役に立つように、頻度の高い膝疾患と腰痛の運動療法の話を盛り込んだ。

講義終了後には数人の学生が質問に来たので、それなりに内容は受け止めてくれたのではないかと期待している。


今日の非常勤講師手当は後日振り込まれるのだが、今夜は大学のゼミ生を焼肉に連れて行かなくてはならないので振り込まれる前から雲散霧消である。

大学からは外部の非常勤講師は年に1度といえどもあまり肯定的に受け止められていないのだが、外で稼いできて本務校の学生に奢るのであれば大学に貢献していると言えるのではないだろうか。

そんなことはともかく、私は自分の後輩たちに講義ができるのであればただでも引き受けるつもりである。
コメント (2)
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