河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

吉備リハ訪問ほか

2009-12-16 | 大学
今日も慌ただしかった。

会議終了後、昼食も取らずに理学1年生を引率して吉備高原総合リハセンターを訪問した。
1年生に医療の現場を見学させる取り組みで今回が5年目になる。
例年は前期に行っていたのであるが、いろいろとマナーに問題があり、今年は後期に行うことになった。
それが功を奏したのか、見学中も私語はほとんどなく、私から見てもマナーは合格点だった。

まず、吉備高原医療リハセンターを見学した。
私は久しぶりに徳弘院長や他のスタッフにお会いして、挨拶に忙しかった。
入院患者さんのいるリハ室や病棟をぐるりと見学して回った。
途中、患者さんの付き添いをしているらしきご婦人から、
「大学生? 頑張ってくださいね。」
と学生が逆に励まされたりもした。
院内見学中、ばったりと病棟の婦長さんに10年ぶりくらいにお会いした。
研究などで吉備リハを訪れても、婦長さんに会う機会はほとんどなかったからだ。

次に、お隣の職業リハセンターを見学した。
あいにくインフルエンザのため、会議室で講話とビデオの視聴で終わってしまったが、特にトラブルはなく見学が終了した。



その後はやめに帰宅し、夜は岡山市内で講演会があった。

岡大整形外科の田中雅人講師が、「日常診療で役立つ腰痛患者の診察と説明の秘訣」と題して、腰痛をめぐる基本的だが重要なポイントの解説を行ってくれた。

その後、本日のメインイベントとしてパッチギ!などで有名な映画監督の井筒和幸氏の講演があった。
パッチギ!は私も最近DVDで見たのだが、おもしろくて感動的な映画だった。
どんな監督かほとんど知らなかったが、予定の1時間を遙かに超えるトークショーは飽きることなく非常に興味深かった。
軽い語り口だったが、たぶん結構重いものを引きずっているのではないかと思わせられるようなお話しだった。

ばたばたしたが、ふだんは経験できないような刺激のあった1日であった。
コメント
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