「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

あまりに抽象的な話を一席

2008年11月17日 22時43分34秒 | 「うつせみ和尚」のお説教
日々の生活は千変万化するものです。

ましてや、このスピード化社会であれば尚更の事。

さてはや・・・(何がさてはやだ )


ここに男の小児がおります。(どっちでもよいのですが)

彼は、今から母親に連れられて、病院へ来ております。

それは、「インフルエンザ」の予防接種を受ける為。

彼は去年も同じ「インフルエンザ」の予防接種を受けております。

しばらくすると、予防接種の順番が来て案の定、

今年も痛い目に遭い泣きじゃくりました。

母親は、泣きじゃくるわが子の注意を逸らすために目の前に

アンパンマンのぬいぐるみを持ち出し、あやしました。

すると彼は、アンパンマンのぬいぐるみに夢中になり、

注射の痛さも忘れ、彼の意識はぬいぐるみに集中するのでした。

彼の去った診察室では同様の子供が泣きじゃくっています。

彼は、それにも目もくれず、

ニコニコしながらぬいぐるみを持って病院を後にするのでした。

でも、彼は来年も病院に来るでしょう。

去年、泣いた事も忘れてまた痛い目に遭い泣くでしょう。