これどなたか解りますか?
ある一定の年齢層以上だと解りますよね?
中条きよしさん演じる「必殺仕事人シリーズの『三味線屋の勇次』」であります。
非常に劇中では女っ垂らしの役ですが、
当のご本人は自宅に帰ればすぐにパジャマに着替えるそうです。
そんな豆知識をハサミながら、なぜ「日本の『恥部』を晒す」シリーズに
「三味線屋の勇次」なのか?
本来、三味線屋というのは野良猫を捕まえて、
「潰して」裁いて皮を三味線の胴に貼り付けるまで「一人作業」なのです。
これは「皮革産業」に関しては『・』という地位の方の専売だったのです。
他にも馬の皮の加工、牛の製品化などもそうです。
というわけで、「三味線屋勇次」が、堂々と表通りに出店を出して、
こんないなせな格好というのは「時代考証上」おかしいのです。
それが時代を下って「黒船来航」が皮革加工業に大きなダメージを与えるのです。
欧米の「皮革加工技術」の方が上回っていて、日本のものが売れなくなった。
そこで欧米人を雇い「日本製」を作ろうとしたのですが失敗し
日本の「皮革加工業」というのは下火になっていきます。
こんな角度から「必殺仕事人シリーズ」でした。
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