「ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしやうらぶれて異土(いど)の乞食(かたい)となるとても
帰るところにあるまじや」
室生犀星
毎年、同じ時期に同じことを言っているようだが、
室生犀星は、私の田舎のお隣の石川県出身の詩人です。
室生自身は、親の顔を知らず寺の住職の内縁の妻の子として育っていきます。
それだけに回りから侮蔑に遭い、複雑な小~青年期を歩んでいます。
私は高校出て、大阪・南河内で四年間過ごして田舎に戻ってきました。
田舎に戻ると、「世間の常識、田舎の非常識」を体感しました。
それから、約十年過ごすことになりましたが、
「居辛さ」が増していくばかりで、
しかし、前職の後は新たに田舎で再就職することは選択肢にひとつであった。
縁あって、田舎から出ることになるが、この選択はいくつかあったものうちの
良い選択肢のひとつであったろうと今でも思っている。
今月末、来月の初めに帰省します。
それで今調子が悪い・・・(^_^;