今日は山形へ

一泊で、旦那様の実家の山形へ行ってきます。
この時期に外来をお休みするのは、ほんとうに申し訳なく。
でも、元気を充電して帰れるはず。

ひでじぃさまの「朝霧の立つ川」を、詩を読むように噛みしめて読みはじめた。
ひでじぃさまの書かれる世界は、心のうんと深いところに沁みる。
未明賞、やっぱりだめだったようだけれど、その程度の実力なのだ。
読んで、書いて、また、読んで、書いて。
それが好きだから、続けるだけ。
今日もびよよよ～～ん　(*^　__　^*)

インフルエンザの子どもを見る人がいない

「先生、この子、だれに見てもらえばいいでしょうか」
インフルエンザと診断された保育園児のお父さんが言った。

「見てくれる人いないんですか？　おばあちゃんとか…」
「母親は病気療養中で、おばあちゃんも見れません。仕事は休めないし…」
途方に暮れるお父さんは、見れば仕事着。
職場から呼ばれて息子を病院に連れてきたのだ。
「市で、そう言うときのサポートが何かあるはずです。保健センターに聞いてみてください」

なんとかなっただろうか。
それでなくとも、あの子とお父さんは毎日戦争だろうに。

息子たちが小さかった頃。
熱を上げたとしょっちゅう保育園から呼ばれて、息子たちを大家さんに見てもらった。
それができないときには、実家の母に新潟から来てもらった。
それもダメなときは、仕事を休ませてもらった。
大学病院で未熟児・新生児を診ていたから、休ませてもらうのは申し訳なかった。

でもね、「病気休み」で息子たちと過ごした日は、思えば貴重だった。
ナウシカとかトトロとか、ビデオを一緒に見たよね。
工作いっぱい作ったよね。
今も外来にあるトトロとネコバスのぬいぐるみ、「病気休み」で作ったんだよね。

どうか、あの子のお父さんも、貴重な日々を過ごせますように。

ちょっとだけ書いた。
今日がんばれば明日はお休み。
今日もびよよよ～～ん　(*^　__　^*)