川天使空間

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座長と演者

2009年12月14日 05時30分06秒 | 小児科
昨日は日本小児科学会秋田地方会があった。
私は5つの演題の座長をすることになっていた。
座長の依頼を受けて抄録を見たとき、最初の演者の名前に驚いた。
未熟児の時から、小学校、中学校、大学生になってからも、ずっと診てきた女の子だったから。

彼女の発表は、理路整然とした完璧な発表だった。
質疑応答の受け答えも申し分なく。
時間が押していたのだけれど、つい座長席で言ってしまった。
「○○先生は、31週1458gで生まれ、それからずっと主治医として私が診てきた方です。今回、事務局の先生から座長のご依頼を受けた時、感無量でした」

ツーショットの写真を撮ってもらい、懇親会でもとなりに座って彼女と話した。
一緒に診てくれた上司の先生も、当時の新生児室の話をたくさん彼女にしてくれた。
彼女が今研修医として働いている上司も、特別講演をしてくれた血液内科の教授も、「ぜひうちに来て欲しい」と口説くほど優秀な彼女。
自分が産んだわけでもないのに、我が子ようにうれしかったのだった。

うれしくて、ちょっと書いた(ちょっとか…)。
今日もびよよよ~~ん (*^ __ ^*)
コメント (2)
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