椋鳩十児童文学賞の「ぼくとあいつのラストラン」に続く佐々木ひとみさまのご本がついに出版された。
震災があって、さらに思いを深めて書かれたこの作品。
膝を正して読ませていただいた。
「黒森」。
このプロローグの文章だけで、絵だけで、ぐっときた。
こんなところでうるうるしてどうする、と、自分につっこみつつ。
四年生の歩(あゆむ)はママのお産の間、車で三十分の黒森のおじいちゃん宅に預けられ、そこから学校に通うことに。
黒森の四年生の真琴とおじいちゃんに教えられながら、復活したお祭り「鳥追い」に参加する。
歩は真琴の気持ちを知り、黒森の、鳥追いのあたたかさを知る。
と、あらすじだけでは、ぜんぜん、この本の良さはわからない。
いっぱい付箋をつけたうち少しだけ。
「この子、黒森の子じゃないじゃん!」という真琴に、おじいちゃんは、
「いいや真琴、歩は黒森の子どもだぞ。なんせおれの孫だからな。」
そうそう、そうなんだよね、おじいちゃん!と、膝を打ってしまった。
うちの息子たちだって、新潟の子だし、山形の子なのだ。
しょっちゅう行き来して、育てられた土地だもの。
ゴールデンレトリバーのチビの気持ちが、会話になっている。
すごくすごく自然な感じで。
しっぽをヒュンヒュンふっている。
「楽しいなったら、楽しいな!」という鼻歌が聞こえてきそうだ。
こんな書き方もあったんだと、驚かされた。
歩と真琴がハモるところも最高にリズミカル。
いちばんずきんときたのは、
火をふくと、ふいた自分も痛む。そのことに、ぼくは今ようやく気づいた。
このままだと全部書いてしまいそうなので、あとは読んでください。
rokuさま、すばらしいご本を、ありがとうございました!
東北オフでなかなか出版が進まないことを話されていたrokuさま。
こんなにすばらしいご本に結実して、自分のことみたいにうれしくて。
私はこんなにあたたかくは書けないけれど、私の言葉で書けばいいのだなと、創作をつないだ。
今日もびよよよ~~ん (*^ __ ^*)
震災があって、さらに思いを深めて書かれたこの作品。
膝を正して読ませていただいた。
「黒森」。
このプロローグの文章だけで、絵だけで、ぐっときた。
こんなところでうるうるしてどうする、と、自分につっこみつつ。
四年生の歩(あゆむ)はママのお産の間、車で三十分の黒森のおじいちゃん宅に預けられ、そこから学校に通うことに。
黒森の四年生の真琴とおじいちゃんに教えられながら、復活したお祭り「鳥追い」に参加する。
歩は真琴の気持ちを知り、黒森の、鳥追いのあたたかさを知る。
と、あらすじだけでは、ぜんぜん、この本の良さはわからない。
いっぱい付箋をつけたうち少しだけ。
「この子、黒森の子じゃないじゃん!」という真琴に、おじいちゃんは、
「いいや真琴、歩は黒森の子どもだぞ。なんせおれの孫だからな。」
そうそう、そうなんだよね、おじいちゃん!と、膝を打ってしまった。
うちの息子たちだって、新潟の子だし、山形の子なのだ。
しょっちゅう行き来して、育てられた土地だもの。
ゴールデンレトリバーのチビの気持ちが、会話になっている。
すごくすごく自然な感じで。
しっぽをヒュンヒュンふっている。
「楽しいなったら、楽しいな!」という鼻歌が聞こえてきそうだ。
こんな書き方もあったんだと、驚かされた。
歩と真琴がハモるところも最高にリズミカル。
いちばんずきんときたのは、
火をふくと、ふいた自分も痛む。そのことに、ぼくは今ようやく気づいた。
このままだと全部書いてしまいそうなので、あとは読んでください。
rokuさま、すばらしいご本を、ありがとうございました!
東北オフでなかなか出版が進まないことを話されていたrokuさま。
こんなにすばらしいご本に結実して、自分のことみたいにうれしくて。
私はこんなにあたたかくは書けないけれど、私の言葉で書けばいいのだなと、創作をつないだ。
今日もびよよよ~~ん (*^ __ ^*)