ぱあっと華やかな色の季節風。
冒頭のうたかいずみさまの詩、「にげて」。
背中に「バカ」と落書きされた痩せた犬を笑う友だちや大人たち。
それを見て「にげて」と心の中で叫ぶ子どもの気持ちが、ぐっと胸に迫ってきた。
詩って、こういうものなんだよな。
こういう詩が書けるってすごいです、うたかさま。
草香恭子さまの短編「ソンケー」。
牛乳アレルギーで給食を皆と一緒に食べられない五年生の洋介。
クラス替えの新学期の始めに、皆にアレルギーのことを先生が話すの聴きながらポーカーフェイスを続ける。
ポーカーフェイスの胸の内が見えるようで。
医者としては、彼が学校で大変なのはそこだったんだと気づかされ。
どういう展開になっていくのかとドキドキ読んでいたら、保健室で一年生の智也が現れて。
小型犬みたいにすばしっこそうなこの子が、すごく印象的。
ノートに書かれたこの子の名前、っていうのもとてもよく。
高速で漢字の書き取りをする洋介を「ソンケーしてまう」という智也。
病気で体育ができず保健室でピラティスやってる智也とアレルギーの洋介。
ほほえましい、リアルな二人の子どもを見た気がした。
松弥龍さまの「ふぶき」。
未熟児で虚弱体質のかわいい4歳の妹、深雪があと半年保たないという。
中二の姉、ふぶきは、それが切なくて苦しくて。
母ではなく、年の離れた姉は、かわいい妹のそばにずっといてあげたいのに、すぐに帰れば妹が長くないことを受けいれるみたいでまた切なく。
宙ぶらりんなふぶきの切なさが、風景の細やかな描写もあって、すごく伝わってきた。
まだここまでしか読めていないけれど、やっぱり季節風はすごいなと思った。
私の詩、「釣りにおけるふつうのことが書かれている」という某さまの作品評。
しごく納得。
私ならではの視点、感覚をぎゅうっと凝縮させて書いてみたい。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
冒頭のうたかいずみさまの詩、「にげて」。
背中に「バカ」と落書きされた痩せた犬を笑う友だちや大人たち。
それを見て「にげて」と心の中で叫ぶ子どもの気持ちが、ぐっと胸に迫ってきた。
詩って、こういうものなんだよな。
こういう詩が書けるってすごいです、うたかさま。
草香恭子さまの短編「ソンケー」。
牛乳アレルギーで給食を皆と一緒に食べられない五年生の洋介。
クラス替えの新学期の始めに、皆にアレルギーのことを先生が話すの聴きながらポーカーフェイスを続ける。
ポーカーフェイスの胸の内が見えるようで。
医者としては、彼が学校で大変なのはそこだったんだと気づかされ。
どういう展開になっていくのかとドキドキ読んでいたら、保健室で一年生の智也が現れて。
小型犬みたいにすばしっこそうなこの子が、すごく印象的。
ノートに書かれたこの子の名前、っていうのもとてもよく。
高速で漢字の書き取りをする洋介を「ソンケーしてまう」という智也。
病気で体育ができず保健室でピラティスやってる智也とアレルギーの洋介。
ほほえましい、リアルな二人の子どもを見た気がした。
松弥龍さまの「ふぶき」。
未熟児で虚弱体質のかわいい4歳の妹、深雪があと半年保たないという。
中二の姉、ふぶきは、それが切なくて苦しくて。
母ではなく、年の離れた姉は、かわいい妹のそばにずっといてあげたいのに、すぐに帰れば妹が長くないことを受けいれるみたいでまた切なく。
宙ぶらりんなふぶきの切なさが、風景の細やかな描写もあって、すごく伝わってきた。
まだここまでしか読めていないけれど、やっぱり季節風はすごいなと思った。
私の詩、「釣りにおけるふつうのことが書かれている」という某さまの作品評。
しごく納得。
私ならではの視点、感覚をぎゅうっと凝縮させて書いてみたい。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)