A型インフルエンザは変異しやすい

昨日、ドキドキして小児科外来に出て、看護師さんに聞いた。
「みんな、だいじょうぶだった？」
すると、一人の看護師さんが、
「先生、すみません。夕べから微熱で、調べたらAでした」
と申し訳なさそうに答えた。

3人いる小児科看護師のうち、2人がインフルエンザでダウン。
まさに緊急事態。
整形外科の看護師さんに手伝ってもらい、なんとか一日の診療を終えた。

小児科スタッフはみな、ワクチンも念のため2回受けている。
そして今年のワクチンは、A型に効いている気がする。
発症しても軽く済む子は、みなワクチンを受けている印象があるので。
なのに、症状は軽いけれど（調べなければわからないレベル）、小児科スタッフが感染するなんて。

A型インフルエンザは、とても変異しやすい。
おそらく変異したせいで、これまでの免疫だけでは感染を防げず、一気に広がってきたのだろう。
近隣の学校で学級閉鎖、学年閉鎖が次々と出てきているし。

さすがに自分も心配になってきて、インフルエンザ検査をしてみた。
ドキドキしながら8分間の反応時間を待って。
陰性でほっとした。

でもこれ以上拡がったら、休診だってあり得る。
患者さんに接するスタッフには、タミフルを飲んでもらって予防することに。

こんな中でも、不登校のお子さんや、他いろいろの対応があってぐったり。
インフルエンザの季節、やっぱり、しんどいです。

季節風の投稿、こんな状況では無理かなあ。
今日もびよよよ〜〜ん　(*^　__　^*)