
今年は雪のないクリスマスイブ。
ベランダでキャンドルを灯し、シャンパンを開けた。
あちさんがいたから、みんなでクリスマスイブに星空を見上げた。
「もがいて書いているけれど、ひとりじゃない
私には、この空のつながる先に、仲間がいる」
思いつく限りのお仲間の名前を、いつも空にささやいた。
今年はこの空の下に、あちさんはいない。
やぎさんもいない。
空の上に行ってしまった。

あちさんに香りを届けたくて、今年はアロマキャンドルを奮発した。
香りは、インドやバリ島で愛されているチャンパカの香り。
あちさんに届いたかな?
と思って、空を見上げたら、ぼうっと月が出ていた。

星は見えなかったけれど、おぼろげだけれど、たしかな月の光。
まるでそこにあちさんがいるようで、グラスを掲げて、あちさんと乾杯。
笑っているあちさんややぎおじさまの顔が見えた気がした。
いつか、私もそっちに行くから。
待っててね、あちさん。
時計を見たら、20時10分になるところ。
もう一度空を見たら、ふうっと、炎が消えるように、月が雲に隠れていった。
まるで、イベントの時間を知っていたように。
と思ったら、とつぜん涙がこみあげてきた。
ご参加くださったお仲間の方々、ありがとうございました!
書き続けましょう!
キャンドルの灯りの下で小さな詩を書いた。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)