川天使空間

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リンゴ病(伝染性紅斑)

2016年01月19日 05時50分16秒 | 小児科
インフルエンザAもBも出ているけれど、リンゴ病の患者さんも連日来ている。
リンゴ病、こんなに多い年はあまりなかったし、真冬まで続くこともなかったような。



腕と脚の伸側に、こんなレース状の発疹。



真っ赤なほっぺで、触ると熱感がある。
手足の発疹も、他の発疹症と違って、触るとそこだけ暖かい。

リンゴ病はヒトパルボウィルスB19の感染症。

リンゴ病(国立感染症研究所)

数年に一度大きな流行がある。
2歳くらいから小学生の発症が多いけれど、大人も罹る。
大人が罹ると関節痛や手足のむくみがひどいことが多い。
時には一ヶ月も続く。

妊婦さんが罹ると流産や胎児水腫になる。
患者さんを隔離しようとしても、リンゴのほっぺでリンゴ病とわかる時期にはすでに感染時期は過ぎているからどうしようもない。

ノロも多いし、小児科外来はほんっと、感染の宝庫だなぁ。

少し書きつないだ。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
コメント (2)
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