アトピー性皮膚炎の注射薬、デュピクセント。
先月はじめて17歳の患者さんに使い、昨日は15歳の子に使った。
どんなに丁寧に軟膏でケアしても、どうしても良くならない子がいる。
ふたりとも、体の8割以上がガサガサの皮膚。
ほんとうにしっかり軟膏を塗っていても治らなかった。
デュピクセントは、生物学的製剤。
一般名はデュピルマブ、ヒト型抗ヒトIL-4/13受容体モノクローナル抗体の製剤だ。
痒みの原因となっているIL-4とIL-13というタンパク質の作用をブロックする。
ジジの皮膚炎やふうの傷も、搔くことが治らない原因だった。
アトピーの子も、痒くなくなれば搔かなくなって、良くなるのだ。
使用するための重症度の縛りはあるが、ほんとうによく効く。
最初に300mg-2本を皮下注。
その後2週間ごとに300mg-1本の注射を続ける。
先月使用した子は、2週間後に搔かなくなり、
4週間後にはかなり良くなって
「先生、すべすべになった!」と触らせてくれた。
昨日注射した15歳の子は受験のストレスもあってアトピーはひどい状態。
効果が出るといいのだけれど。
デュピクセントの適応年齢は、アトピーでは15歳から。
潟上市は中学生まで医療費が無料なので、中学3年の15歳の間だけ無料になる。
17歳の子は高額医療の申請をして使用している。
喘息にゾレアという生物学的製剤を使い出した子もいるし、
小児科領域でもこれから増えてきそう。
問題があるとすれば、高額なことと、長期的副作用が不明なことか。
それでも、アトピーの痒みに耐えて一日が終わるより、
痒みのない思春期をすごせたほうが絶対いい。
症例を限定しながら、使っていきたいなと思っている。
書き上げてプリントしてさあ直しだな。
ノルマを終えて、今日はご褒美の釣りに行く。
待ってろイワナ。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
先月はじめて17歳の患者さんに使い、昨日は15歳の子に使った。
どんなに丁寧に軟膏でケアしても、どうしても良くならない子がいる。
ふたりとも、体の8割以上がガサガサの皮膚。
ほんとうにしっかり軟膏を塗っていても治らなかった。
デュピクセントは、生物学的製剤。
一般名はデュピルマブ、ヒト型抗ヒトIL-4/13受容体モノクローナル抗体の製剤だ。
痒みの原因となっているIL-4とIL-13というタンパク質の作用をブロックする。
ジジの皮膚炎やふうの傷も、搔くことが治らない原因だった。
アトピーの子も、痒くなくなれば搔かなくなって、良くなるのだ。
使用するための重症度の縛りはあるが、ほんとうによく効く。
最初に300mg-2本を皮下注。
その後2週間ごとに300mg-1本の注射を続ける。
先月使用した子は、2週間後に搔かなくなり、
4週間後にはかなり良くなって
「先生、すべすべになった!」と触らせてくれた。
昨日注射した15歳の子は受験のストレスもあってアトピーはひどい状態。
効果が出るといいのだけれど。
デュピクセントの適応年齢は、アトピーでは15歳から。
潟上市は中学生まで医療費が無料なので、中学3年の15歳の間だけ無料になる。
17歳の子は高額医療の申請をして使用している。
喘息にゾレアという生物学的製剤を使い出した子もいるし、
小児科領域でもこれから増えてきそう。
問題があるとすれば、高額なことと、長期的副作用が不明なことか。
それでも、アトピーの痒みに耐えて一日が終わるより、
痒みのない思春期をすごせたほうが絶対いい。
症例を限定しながら、使っていきたいなと思っている。
書き上げてプリントしてさあ直しだな。
ノルマを終えて、今日はご褒美の釣りに行く。
待ってろイワナ。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)