水も生き物らしい

大雨が降っていた土曜日、ふうがベランダで何かを見つけた。



「カッカッ」と鳥をロックオンした時のような声で空を見上げる。



「カッカッ」



どこに鳥がいる？
それともカエル？　虫？

「カッカッ」という声はクラッキング。
獲りたいのに獲れない、もどかしいときに鳴く声とのこと。

探しても、ふうと同じ目線で見上げても、何も見つからない。



ふうが場所を移動して、また「カッカッ」。



ふうの視線の先にあったものは、



動く雨粒。

ふうにとって、雨粒も生き物だったらしい。

渓で見つけた生き物っぽい水。



岩の穴を流れ落ち、へびのようにうねる水。

洪水の時、「水は怖い」と心の底から思う。
九州の大雨、被害が広がりませんように。

少し外来に余裕があるとのんびりしてしまう。
いけないいけない。
今日もびよよよ〜〜ん　(*^　__　^*)