一昨日頃から、リンの食欲が一気に落ちた。
昨日朝から食べたのは、ちゅ〜る3本とカリカリ3粒くらい。
お水は洗面台に飛び乗って飲んでいるのに。
診察したら、心拍120で、呼吸もそれほど苦しそうではない。
やっぱり心窩部あたりががっつりと固く、腫瘍による圧迫なんだろうな。
腹水はあれど、最高に張っていた時ほどではない。
だから動物病院へ行ってもたぶんやることはないし。
リンにくっつくと、常にかすかに喉を鳴らしている。
「なんとかして」って言っているんだろうな。
こうして聴診器でも遊ぶし、動きはあまり悪くないのに。
昨日の午後、動物病院から電話があった。
「腹水の病理検査結果が出ました。中皮細胞、中皮系の幼若細胞が見られました。
中皮腫と思われます」
「あと、やれることはないでしょうか?」
「CT検査をして試験穿刺で腫瘍の細胞を見ることくらいですか。
CT検査は麻酔をかけてやります。どうされますか?」
「お願いします」
月曜夕に連れて行って病院に一泊し、火曜にCTを撮ってもらうことになった。
「これから同じ病気になる他の猫のためにも、検査したほうがいいな」
と旦那様。
検査してもリンには負担でしかないが、解剖学的な状況がわかれば、
楽にしてあげるやり方は見つけやすい。
今朝は食べていないのに体重が4.7㎏と増えていた。
腹囲は立って43㎝。
悪性腫瘍には勝てないけど、今日もいい日を過ごそうね、リン。
リンに出会った時からお別れがあることは覚悟していたはず。
でも、リンにしてあげることがないのが情けなくて。
夕べもちょっと腕枕で寝てくれて、なめてくれた。
ほんとうにやさしい子。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)。