川天使空間

work, write, and fish! __ >゜)))彡  

リン、腹水発覚

2020年02月04日 05時48分05秒 | 猫腹水
今年に入ってから、リンのお腹が丸いなとは思っていた。
便秘か食べすぎかなと軽く考えていたが、日曜にしっかり診察したら、
「これは病的な腹部膨満だ」との結論に。
だって、項のあたりは皮下脂肪がないのに、お腹だけボールのようだから。
それにずしっと重くなっていて。

 
小児救急当番だったので、学会から家に帰る旦那様に、
「リンの腹満を診察しておいて」とお願いしていた。
旦那様に診てもらい、やっぱりおかしいと。
 
昨夕、リンを動物病院に連れて行った(ジジの点滴セットとラプロスももらってきた)。
その結果、お腹の腫れは、腹水と判明。
 



 
腹水の中に、内臓が浮かんでいる状態。

胸部写真。心臓の近くに丸い影がある。


 
でも、これ自体は腹水の原因じゃない。
胸水もないし。
丸い影は右肺にあるのかな。



肝臓と胆嚢のエコー所見。腹水の中で内臓が丸く浮かんでいる。



膀胱(以後記録のために画像が続きます)、



腎臓(左右とも異常なし)



脾臓のあたり。



心エコーもやってもらった。



心筋が厚いところがわずかにあるが、心機能は悪くなさそう。
 
血液検査では、まったく正常。


TP6.0、アルブミンが2.5と低めだが、猫ではまだ正常範囲。
ただ、11月に検査してもらった時はTP8.0、アルブミンが3.3だから、低蛋白血症が進んでいる。
体重が500gも増えて4.9㎏。
 
腹水を起こすので有名な、コロナウィルスによる猫伝染性腹膜炎FIP(feline infectious peritonitis)
では、だいたい炎症性反応が出るそうだけれど、それはみられず。
でも、否定はできない。
猫で腹水といったら、まずFIPなので。



腹水をちょっとだけ抜いて、その一般性状。

「腹水の蛋白が3g/dlあるので、FIPも否定できませんが、FIPだと麦わら色でもっとどろっとしています」
とのこと。
 
とりあえず、リンは気難しいが、動くし食べるし、元気なのだ。
まあ、カリカリの最後の数粒を残し、ふうに横取りされる毎日だけれど。
 
結局、利尿剤(フロセミド)を1日1回内服で、1週間後に再診することになった。
その頃には腹水のPCR検査でFIPの可能性が高いかどうか結果がわかる。
 
「悪性リンパ腫とか、そういう可能性は?」と聞くと、
それもありとのこと。
肺野の陰影は転移かもしれないし。
 
リンも今年の8月でもう10歳。
人間なら40歳だから、いろんな病気になってもおかしくない。
ジジだって腎不全持ちだけど、元気いっぱい。

 
カツオ節をあげたら、瞬く間に食べた。
 
リン、一病息災で楽しく生きなくちゃね。

 
いろいろあるけど、すべて受けいれて精一杯やるだけ。
だって、ずっとそうしてきたものね。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする