山でみつけたクロモジ(オオバクロモジ)の低木。
じつは先々週、クロモジじゃないかと写真を撮って確認していたもの。
オオバクロモジはブナ林に多く、マンサクに続いて開花するという。
花は終わり、若い青い実をつけていた。
クスノキ科の落葉低木クロモジは、匂いのする樹木の中で一番身近なもの。
主な成分はリナロールで、香水の原料にもなる。
殺菌作用もあり、江戸時代から爪楊枝として利用されてきた。
枝を少しだけ切ったら、切り口から白い樹液が出てきた。
その香りは、甘やかな香水のようで。
白ワインに入れたら、香りが移って美味しかった。
バーボンやジンでは、もっと香ってきた(アルコール度が高いから抽出される)。
クロモジ、ファンになりそう。
ヤマメやイワナの山は、山菜やこんな香木まであってすてき。
クロモジが実になるのを見に、また行きたいな。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)