きょうは午後から、「えん罪JR浦和電車区事件 7名は無罪だ!控訴審勝利!懲戒解雇処分撤回!秋田県集会」に実行委員として参加してきました。
このJR浦和電車区事件というのは、JR浦和電車区の社員他7が、「元組合員に対して労働組合を脱会・会社を退社させた」という強要容疑で逮捕起訴され344日間の長期勾留受けた事件です。
作家で松川事件に関する著書もある、吉原公一郎さんと、えん罪事件の当事者である梁次邦夫さんの講演がありました。
吉原さんは、この事件はJR労組の解体を目的としたものであること、戦争には輸送がつきもので、戦争のできる国にするためには、平和運動をやっているJR労組はこまるということなのだと話していました。
梁次さんは、ある日突然逮捕された悔しさ、家族や仲間への思い、344日という長い勾留生活のことなどなど、たんたんと話されていましたが、聞いていて、なんども胸がいっぱいになりました。なんという理不尽さでしょう。
たまたま、きょうのサンデープロジェクトで、えん罪事件の国家賠償についてやっていました。えん罪で国を相手に裁判をおこしても、裁判は、国家の味方なのだという内容でした。
国家は、なんでもやるんですね。戦争中毒のアメリカは、自作自演で戦争をおこすし、日本も、戦争に反対する人がじゃまだと、無実でも逮捕したりするんです。起訴されたら、検察と裁判官はグルだった・・というような、こういう社会に私たちは生きているのですね。非常におそろしいです。
民主主義の国、世界で5番目に平和な国、なにより、平和憲法をもつこの日本という国で、実際に起きているえん罪JR浦和電車区事件は、控訴審ではなんとしても無罪を勝ち取りたいものです!