加代子のつぶやき

毎日の生活で思うこと

旧婦人会館のこと

2007-11-10 22:23:51 | Weblog

 きのう、女性会館の使途不明金問題について、元会計責任者がすでに支払った賠償金の返還と、今後の返済契約の締結の無効を求めての裁判が行われました。
   一向にみえない動きに、どうなるのか、非常に関心をもっていたので、裁判の傍聴にでかけたかったですが、残念ながら先約があって行く事ができませんでした。

 新聞報道などによると、女性会館側は、契約の強要はなかったとして、全面的に争うかまえのようです。

 この問題について、”責任とはなにか”ということを考えています。
  仕事において、会計担当責任者は、会計が正確に行われることに責任があります。事務局長は、その上司であり、会計や財団法人の運営が円滑に行われるように監督する責任があります。理事会は、その運営に対し責任があります。会計監査は、年間の会計処理に対して責任があります。財団公人は公益法人ですから、行政の責任、この場合、県の責任があります。

 旧婦人会館は、だれも、この責任を引き受けていませんでした。こんなことを何十年としてきたという信じられない状況でした。なぜなのでしょうか?なぜだれも責任をとろうとしなかったのでしょうか?

 もっと不思議なことは、旧婦人会館を構成している団体から、”声”が上がってこない・・・ということです。それぞれ理事を出しているわけですから、その中での話し合いが行われていて、外に漏れてこないだけなのかもしれませんが、自分達が集めたお金が、消えてしまっているのに、どのように考えているのか、外部にはなかなか聞こえてきません。

 秋田の婦人運動は、和崎ハルさんの頃には、日本一とも言われた女性たちの活発な働きがありました。わたしは、その歴史を大切にしたいものだと思いながら、そのはじっこに繋がる者になりたい・・という思いで、活動をしてきました。だから、10年間育てていただいた旧婦人会館の”今”が不思議でなりません。

 男女共同参画社会基本法は、社会を担う責任を分かち合う・・・と謳っています。
  この、旧婦人会館の問題は、女性問題の宝の山です。これを掘り起こす事で、主体的に生きる・・・という核心が見えてくるかもしれません。

 何か行動しなければいけない・・・なにか出来る事はないか・・今そんなことを考えています。

 


ありのままで・・

2007-11-09 23:51:29 | Weblog

 5年前ぐらいだったと思いますが、当時ミニコミ紙を2ヶ月に一度発行していました。その中で、「わたしが私であるために」 というタイトルで自分を振り返る文章を書きました。その後、自分の活動や講座が、すべてと言っていいほど、「わたしが私であるために」 というテーマに添ったものとして、歩んできたように思います。

 高校生の援助交際をテーマにした、「わたしがSUKI」 という性教育映画の上映会もしましたが、「わたしがすき」 と、言えるか?ということも、いつも考えているようになりました。

 キーワードはあっても、自分のこころがほんとうに、そのような状態であるか・・ということはなかなか難しく、じぶんの気持ちや感情と向き合うことすら、どんどん変化してつかみどころがなかったりで、迷いの多い日々でした。

 先日NHKTVで、爆笑問題と、精神科医の斉藤環さんが対談する番組があり、斉藤さんが、「人生とは自己愛の成熟度の過程だ」 と話していました。まさに納得です。

 しみじみとそんなことを考える、そして話し合える2人の方にお会いしました。きょうはそんな日でした。


ぬかるみを行く

2007-11-08 23:18:07 | Weblog
  立冬を迎えて、街の木々もこれから冬のお化粧です。
  そういえば、広小路の柳の木にかざり電球をつけたいねって、昨年は話をしていたのでした。最近は広小路にも行く機会が減って、素通りばかりですが、なんだかさみしくなっていますからね・・。

 きょうは小沢さんのフォローあり、批判あり、TVもいろいろでした。雨降って地はかたまったのでしょうか?

 政局のニュースで気になることがあるのですが、「ねじれ国会」ということば、たしかに衆議院と参議院では与野党が逆転していますから、そのようにいわれるのかもしれませんが、本来はこれが民主主義というものなのではないでしょうか。

 国民は、自民党の政治とカネの問題や、数による強行採決に嫌気がさして(右傾化に対しての危機感もあり)、参議院は野党が増えました。あとはその中で議論をして折衷案をさがしたり、お互いに協議することが必要なのではないでしょうか。それこそが政治に求められるものだと言えるとおもいます。
  これまでのように、出した法案がすべて通るほうが、おかしいでしょう。

 現実は、法律が1本も通らないので、「それでは連立を組みましょう」 では、国民の意思はどこに行ってしまうのでしょうか。だったら、もう一度選挙をするのが一番いいとわたしは思います。

 小沢さんは、「民主党は選挙は勝てない」 と言いましたが、戦う前からそれではこまるのです。国民が何を求め、何に怒っているのか、きちんと見てほしいです。有権者の望みを断つような状況はつくらないでいただきたいです。もう一息・・と思っていた気持ちがしぼんでしまいます。
   あ~、民主党員でないのがもどかしい・・。  (でも党員であったら、怒りまくっていたかも・・) 


ガンダムスーツ

2007-11-07 23:09:04 | Weblog

 きょうのニュースでおどろいたこと。

  防衛省が、ガンダムスーツというのを開発したそうです。
  暗いところでも、隠れていても、目の前の受信機に映像が映し出されて、敵を発見し、たぶん、”殺す事ができる”、そんな装置がついた、迷彩色のスーツ。開発費がなんと4億3千万円だそうです。ひぇ~、これって、使わなければ、ただのおもちゃ。使えば殺人者。
  あ~あ、なんともったいないことでしょう・・。平然と説明する防衛省の人の感覚が、信じられません!  ただ仕事をしているだけか・・。

 

 

 


これでいいのかなあ

2007-11-06 23:27:23 | Weblog
 政治の世界はまことに面白い。わたしは、どんなドラマよりも、ニュースで伝えられる政治の現場や日々の政治家たちの言動が面白くて好きです。やがてそれは歴史となっていくわけですから・・・。

 今回の小沢さんの”騒動”も、どうやら辞任撤回で落ち着きそうですが、いくつか疑問が残ります。安倍さんとは党首会談をあれほど拒否したのに、なぜ福田さんとはすんなり、党首会談に応じたのでしょうか。その上、小沢さん自身が、福田総理の誠実さに応えないといって、民主党の批判をしたことは、福田さんとは一緒にやりたかった・・ということなのでしょうか。そして、そこにナベツネさんがいた・・、なんか、日本の政治を何十年も後退させてしまった感があります。政権交代をしたくない、小沢さんをみてしまったようで、罪なことです。

 それでも選挙のために、もう一度一丸となってがんばるようですから、期待することとしましょう。
   いっそ、言葉がきつくてあまり良い印象ではないのですが、田中眞紀子さんを代表にして選挙をというのはどうでしょう。秋田にいらした時もすごい人気でしたし・・。なにもかも選挙の”看板”のためというのもどうかと思ったりします、が・・。(あっ、田中眞紀子さんは民主党員ではなかったっけ??)

 とはいえ、政治で大事なことは、このようなだれがどうした・・ということではなくて、わたし達の生活のことです。税金がどのように使われているのか、必要なところにキチンと届けられているのか、本来の姿に一日も早く戻って、困っている人を助けてほしいです。

 なんか久しぶりに風邪をひいてしまいました。のどがゼイゼイするし、寒気もするのです。ではではおやすみなさい!

 


剥がれ落ちる

2007-11-05 23:43:49 | Weblog

 きょう、NPOの事務所からの帰り、中央道が通行止めになっていました。”事故発生”と電光掲示板にあったので、人身事故でなければいいけれど・・・なんて思いながら帰ったのですが、夕方のTVで、モルタルの破片の落下が原因と知りました。
   9月15日、開通したばかりのトンネルでそれはないでしょう・・・と思うのですが、担当者は「よくあること」 とTVで話していました。こまります。車に落ちてきたら、こまります!

 昨日の日記の中で、面接の時に、”あいてのものさしで計られる恐怖” (他人ではなく、相手だったと思います) と書きましたが、これはわたしの言葉ではなく、いつだったかラジオの人生相談を聞いていたら、マドモアゼル愛さんという方が言っていたのです。自信のない人が、人とコミュニケーションをとろうとする時に感じる感覚を言いえて妙だと感心した言葉でした。
   ある人は、私のことを”自信があるように見える”といいますが、自信・・ないんですよね。

 民主党の小沢さん、辞任を撤回するかなあ。なんとか立て直して独自に政権奪取をめざしてほしいと思います。政権交代のない政治はおかしいです。もっとも。きちんと対立軸を示して、国民が選択できるようでないと意味はないのですが・・。
 それとも、小沢さん本来の、安全保障に対する考え方をもってして、自民党にくっつくのか・・。ここはじっくり見極めないといけないですね。代表をやめて民主党に残るのもきびしそう・・。

 


小沢代表辞任の波紋

2007-11-04 21:58:16 | Weblog

 民主党の小沢代表が、代表を辞めるらしい・・。「小沢よお前もか!」ですね。まったく。安倍さんを批判する資格ないと思います。
   民主党は代表との意見の違いを認めない党なのでしょうか、意見が違っているたびに、役職を辞していたら、そんなのデモクラッシーでもなんでもない、ただの独裁組織だと思います。

  がっかり!!!。
  政権交代を・・と民主党に期待していたのに、小沢さんは、国民の期待を裏切る形になってしまいました。民主党は政権交代を担えないような雰囲気をつくってしまったと思います。まことに残念です。もう少しのところだったのに・・。

 自衛隊を海外にだすことより、優先しなければならないことが山ほどあったのに、連立というまやかしに、身を乗り出してしまった小沢さん。どうして、総選挙で国民に信を問うというみちを選ばなかったのだろう。
  変わったと思って期待していたけれど、イヤになったら辞める・・というのは昔のままでしたね。

 話は変わりますが、11月2日にあるところの面接を受けました。週2日間ぐらいの時給800円という仕事でした。結果は、不採用だったのですが、久しぶりの面接はとても緊張してしまいました。”他人のものさしで計られる恐怖” を感じたのだと思いますが、かつて、就職の面接ではよく落ちました。高校卒業時は、親が離婚している・・というだけで、なかなか採用にならなかった時代でした。そんなことを思い出しましたが、何事も、経験です。ちょっと落ち込んでしまいましたが、前向きにいきましょう。
  面接が受けられただけでも、声をかけてくださった方々に感謝です。
  


合宿は楽しい

2007-11-03 23:05:17 | Weblog

 合宿は楽しい!
  おととしに、「おんなの合宿in秋田」 を計画し、今回は2回目でした。

 「がりっと平等」の会員の学習会でしたが、夜おそくまで、おしゃべり・・(2時だった)。県議会議員のこだま祥子さん、北秋田市の小塚光子さん、能代市の信太和子さんの議員活動をききながら、日ごろ感じている政治談議に花が咲きました。行政のありかた、市民意識、問題の本質をさぐりながら、現状を話しあいました。
  男女平等の考え方をもった、議員をふやすこと、男性社会の議会に、もっともっと女性を入れていくことを確認しました。

 女性のネットワークがもっと広がればいいなあ。

  


ヘンシン ! できるかな

2007-11-02 12:22:13 | Weblog

 県が、秋田県の県民性のマイナス改善にのり出すらしいと、魁新聞に書いてありました。「秋田人変身プロジェクト」というらしいです。超人ネイガーが県民に大ヒットしたのにあやかりたいのか、ヘンシン~  (あれ?ネイガーは変身ものではなかったかな?)
願望のようで、閉塞的な秋田の打開策を・・ということなのでしょう。

 わたしも”ええふりこぎ”だし、”足ひっぱり”は、まあ、最近は人のやることにケチをつけて、足をひっぱるようなことはするまいと心に決めてはいるのですが、”ひやみこぎ”だし、秋田県民の素質充分です。

 ただ、変われ!と言われるより、自らが「変わりたい!」と思えたらいいですね。

 同じ新聞に、湯沢市で、「地域で子褒め活動をしよう」と意見交換があったとでていました。だれでも、けなされるよりは褒められるとうれしいし、笑顔になります。

 大人もほめてほしいですね。県民のいいところを見つける大会でもあったら大いに参加したいです。

  ええふりこぎは、今回の国体のように、大盤振る舞いでひとによろこばれることもあるでしょうし、ひやみこぎは、エネルギーの節約になっているかもしれません(ちょっと苦しいですか・・・)  こんなふうに肯定的に物事を見るのもいいかなあ・・なんて思ったりしています。

  きょうは、これから「がりっと・平等」の合宿で、御所野のシルバーエリアに行って泊まりです。


大曲へ

2007-11-01 21:26:42 | Weblog

  きょうは大曲の農業化科学館の見学に出かけました。

 温室のあったバナナの木にバナナが・・・。下にぶら下がっているのは花だそうですが、見えるかしら?

 

 




 

大仙市神宮寺の福乃友酒造株式会社を見学しました。

 

 

 

                                                              

   ひと月に一度、ランチを楽しんだりする「宝石の会」のメンバーと大曲に行きました。去年、魁のBLCに参加したEグループのメンバーの仲間です。

 初めて、神宮寺の福乃友の蔵を見てきました。アイスクリームがおいしかったです。国体のときは、売り切れも でるほどだったとか・・。お酒が入ったアイスだそうですが、ふわぁっと最初だけお酒の香りがして、あまいアイスでした。  

                

   
       苔の灯篭