昨夜は、 大学共同利用機関法人・自然科学研究機構・国立天文台 石垣島天文台という長ーい組織名の石垣島にある天文台に「ウイルタネン彗星観望会」という催しに参加してきたが、あいにくの曇り空で105センチメートル光学赤外線反射望遠鏡「むりかぶし望遠鏡」からは、地球に近づいてきたウイルタネン彗星どころか、付近の煌く星座を望むことができなかった。それでも、やえやま星の会の説明で彗星のことを知り、今日から1週間程度は空が晴れてくれれば、ウイルタネンを観察することが可能だということで、幸い4日間の休日なのであるから、日が落ちてから深夜に至るまでところどころ眼を覚まして様子を伺いたい。
加えて、本日21:00はふたご座流星群が極大を迎えるとのことであり、彗星と流星観察の絶好のチャンスである。ただし、半月に近いお月様が23時過ぎまで輝いているので、、晴れていても観察しにくいかも。国立天文台の今日の星空によれば月が沈む午前0時ころ、天頂付近のおうし座のアルデバランとスバルの間近くに、ウイルタネンの青いほうきが、左隣のふたご座付近から流星の放射が仰げて、万歳とも拍手喝采とも歓びをあげたいところだが・・・
予報では、今晩も、明日の晩も曇りマーク。やっと、あさってぐらいから晴れマークの兆しなのだが・・・ここも、観音様とマリア様にすがるしかなかろう・・。
https://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/skymap.cgi 国立天文台 今日の星空
今晩は、あまり夜更かしもできない事情がある。明日は、朝の7時に集合して石垣島2度目となるウマヌファ岳(沖縄県7番目の高峰、といっても450m)、桴海於茂登岳(沖縄県第3の高峰、といっても477.1m)に仲間4人と登ることにしているのだから。
昨年桴海の下りで道迷いをしたことから、東回りのコースを忠実に降りて来たい。道しるべの補強用にピンクテープも持参して、同じ悲哀を経験しないようにしよう。実は、これからの登山者のため、西回りのコースもピンクテープでトレースしたい気持ちがあるのだが、3月まで間に合わないのかもしれない。
標高が低いといっても、ウマヌファと桴海の山容はお気に入りであり、下のポイントに夜間出かけて、山のシルエットに星空を写しこみたいと思っている。年末年始の長期休暇に間に合えば・・。
残り少ない運命と思えば、やりたいことが増えてくるのが、世の常。
真栄里ダムの湖面と右からウマヌファ岳、左手に沖縄県最高峰於茂登岳
浦底湾から桴海於茂登岳のピラミダルな山容を望む。