昨日から今朝にかけて、石垣島はよく晴れている。5時の気温15℃。日中は24℃くらいまで上がるという。昨日の朝5時すぎにベランダに出てみると、東の空に明るすぎる金星、右上に、おとめ座のスピカ、その右隣にからす座が分りやすい四角形で輝いている。
このカラスの四角を目印に真下に眼を落とすと、そろそろ南十字星(はいむるぶし)とケンタウルス座のα・β星(ぱいぬぶし)が水平線上に現れる季節。国立天文台の「今日の星空」では、今朝6時ごろ(今時分)に、はいむるぶしの十字がちょこんと現れている。夜明け前の1~2時間、いよいよ観察時となったので、これから、朝の星具合を眺めながら「規律ある」生活をしていこう。
昨日の琉球新報に未明のバンナ公園から愛好家によって撮影されたウイルタネン彗星が美しく掲載されていたのをみて「あ、そうか、お月様が沈む未明に、まだアルデバランとすばるが西の空に浮かんでいるので、その時分だともっと良く撮影できるのでは」と、オノレの頭が固いことに気づいた。彗星は、12月いっぱいは(少しずつ離れてはいくが、すばる方向に見えているのである。)
ということで、今朝は3時に起きて、星が見えていることを確認して、わがアパートから100mはなれた真っ暗なサトウキビ畑の中の道路に三脚を広げ撮ってきたのが下の写真。やっぱ、箒の尾をひいてはいないが、ウィルタネンをゲットできたのではなかろうか。少なくとも、おとといよりかまし。
アデルバランのV字とすばるが見えているあたりにズームを伸ばすと
見えてるよねウイルタネン もっとアップすると
分るよね