「寒すずめ 羽に零度の 気を入れて」
最低気温氷点下4度、最高気温零度の年末寒波の日。朝、ベランダに玄米を少し撒いてやったが、スズメたちは、雪のためエサに事欠くのか、昼間も近くで騒いでいたので、また少し米を撒いてやったらあっという間に完食して飛び去って行った。
下駄箱から、ほったらかしにしていたアシックス製「スノーターサー」を取り出して、勇気を出して凍った道路を少しスロージョグしてきた。靴底にクルミの殻を混ぜているという「スノーターサー」は、はたして頑張ってくれた。
少しスピードを上げても、体が温まらないので、8キロほど走ったふりをして雪の街から早々に退散した。広瀬川の水面をシベリア生まれの水鳥たちが元気に泳いで、何事もないようなそぶりであった。キミタチハエライヨ。
くしゃみをしながら、ヒトの負けだと思った。マスクが、ハナミズでビショビショとなっていた。