かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

お月様の季節(とき) スーパー・ブルームーンのお月見へ

2023-08-29 19:49:24 | 日記

いつまでも続く真夏日、いつまでも続く熱帯夜。2003年の南東北の夏は、そんな「ありえない日常」で推移しようとしている。お盆をすぎれば、窓を開けていては寝冷えをしそうなほど、冷たい「白秋」の風が涼やかな虫の音とともに訪れてはいなかったか。もうそのような季節のバトンリレーは、「昭和と平成の心地よい思い出」となってしまったのか。今、窓を開けた戸外からは、その心地よい虫(コオロギでもスズムシでもない、際限なくリリリリリ・・と音を出すヤツ)は聞こえるのだが、「白秋」はいまだしである。

 

だが、昨日から晩の7時ごろには、美しく黄色い大きなお月様が顔を出している。昨日は、12.1歳、今日は13.1歳と十三夜の晩で、明後日の8月31日に満月を迎える。外に出ると、いつまでもお月さまを眺めていたい。

今年の8月は、2日に続いて31日と2回目の満月の夜をお迎えするので、いわゆる明後日はブルームーンだ。だが、手帳によるとその夜の月は、地球との距離が1年で最も近い、いわゆるスーパームーンのお月様でもある。誰もこんな呼び方をしていないようだが、「スーパー・ブルームーン」と呼ぼう。だから、十三夜であってもあんなに大きく黄色に輝いているのだ。

年間計画では、富士の須走コースをゆっくりゆっくりお酒を傾けながら登る「スーパー弾丸お月見登山」を行う予定であったが、昨今の報道ぶりを見ていたら、「弾丸登山者」が「たわけもの」扱いにされていて、ましてやオイラのように登山道の脇に座ってお月見のお酒でも飲んでいたら、さっそくTVカメラがやってきそうなので、今年の富士は断念した。少し富士混雑の成り行きを眺めよう。

さてどこに行こうか、あしたテントと寝袋を干そうかな。

 

 

 

   

        8月28日 12.1歳のお月様

 

    

     8月29日 13.1歳のお月様

 

 

 

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