かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

美しい秋の宝石を求めて歩く

2023-10-02 19:35:07 | 日記

先週野草園をあるいたとき、エゴノキの樹上で小鳥たちのざわめきを感じた。小鳥たちが足繁く枝を飛び回っていた。素早すぎて目視できないので、P950くんのズームのお世話になって確認したら、ヤマガラさんとメジロさんが来ていた。

そういえば、ヤマガラさんは白くまんまるいエゴノキの実を起用に両足で押さえて、クチバシで皮をむいて中の種子をいただくことは知っていたが、その場を写真で記録することはできなかった。

エゴノキの実は大きすぎて、小さなメジロさんには無理だろうと思っていたが、連写で撮れた写真に何やら加えたメジロさんが写っていた。エゴノキの枝にとまっているのだから、木の実の一部だろうか。あるいはヤマガラさんが割いた木の実をちょっこりいただいたのかもしれないが、それはメジロさんに失礼だから、またあの木の所に出かけて観察しよう。

 

10月になって、やっと涼しくなったので、青葉の森を歩いた。この秋は、木の実に重点を置いて森の美しい宝石たちを図鑑にしようか。

まず、美しいムラサキシキブやヤブムラサキの実を求めたが、今日はどの株にも確認できなかった。どうしたんだろう。もう熟して落ちたのか、小鳥たちの食べ物となったのか、少し歩いて様子を見よう。あのエゴノキの枝にも白いまんまるい実は確認できなかった。

わずかに、オトコヨウゾメとアオハダの赤い実、あと同定はできていないがアブラチャンと思われる青い実、熟れてたら木の実を割ってみて油分が含まれているか確認しよう。

晴れたら森を歩く、やっと再開だ。暑かったねこの夏。

 

    

  この時季、ヤマガラさんに会いにエゴノキの樹下にいこう。

 

     

              エゴノキに来ていたメジロさん

      

          メジロさん、何をくわえているの

 

     

        オトコヨウゾメは、誰も食べないのかな

     

 アオハダは、クマが木の実を食べるために木に登るので、「クマノリ」という別名があるとか。

 小さい木の実なのでいっぱい食べないと満足しないだろうが、ブナの実が不作の今年は、もしかしたら樹上のクマさんを観察できるかもしれない。

 

     

          やや色づいたこの木の実はアブラチャンだろうか

 

 

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