かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

青春の野沢温泉にもう一度

2016-07-15 08:50:49 | 日記

本日から火曜日までの予定で、長野県の野沢温泉に向かいます。日曜日に20時間の制限で開催される「野沢温泉4100Dトレイル」が目的ですが、メールでのゼッケン通知はあったものの、正式な参加案内が届いていません。初めての経験で少し不安ですが、飛行機から宿まで一連の予約経路をたどぅて出かけねばなりません。梅雨時の信州は暑いのか寒いのか、明るいのか暗いのか、まったく不明で(というより内地の感覚を忘れた。)まるで、異界に踏み分ける感がしないでもありませんが、野沢温泉といえば遠い昔、スキーに行った覚えがあります。宿の部屋で、誰だったかは忘れましたが、男女でトランプ(たしか「大貧民」だったと思います。)を野沢漬けをいっぱい食べながら、大笑いしていた記憶がありますが、ほんとに誰だったか忘れました。たぶん外湯だったが、温泉の湯の記憶も薄らいでいます。そんな、あいまいさを取り戻すべく、60時間ぐらいの滞在時間になるかと思いますが、青春を取り返しに行ってこようと思います。カナカナとか鳴いているかな。。

 

未明の東空には、もうおうし座のスバルが肉眼でも見えるほど上がっていました。「ああ、われは行く さらば スバルよ~~♩」

 

おうし座とペルセウス座に線を引いてみましたが、正確を書いているようですが、バス時刻に間に合いませんので、この辺で・・

 

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吉兆の空

2016-07-13 21:06:31 | 日記

今朝の空は、真っ赤に染まった。朝焼けは悪天の習いだが、ほぼ晴天の1日だった。海の青は深かった。ねっとりした空気もこのところの強風でさしたる不快ではなかった。相変わらず、リュウキュウクマゼミは熱を帯びた声で生命を謳歌しているが、これもひところのような騒音とは感じず、命のエネルギーの滾りのようで、むしろ、いとおしく、うらやましくも思え、オイラは、相当な歳にもなってきたようだ。

仕事を終わって、久しぶりに散髪をして、清々とした。散髪をしトニックもつけてもらったのに、ヘルメットをかぶって30分ほどマウンテンバイクをこいでひたすら汗をかいて家路についた。あてにしていた郵便受けには、いまだあさってそのために出かける野沢温泉トレイルの案内状が届かないし、年金支給停止全面解除通知も届かず、カックリとはした。

だが、今朝のこれも滾るような朝焼けは、吉と出た。メールに「伊豆トレイルジャーニー」当選のメールが。おんたけウルトラ、信越五岳エントリー不可と不快だった今年前半のエピソードをひっくり返すような幸運なお知らせ.

このような出来事は福音と受け止めなくてはならない。

今度の野沢温泉が65キロ制限20時間なら、伊豆は72k制限14時間。甘くはない。後半戦、精進して栄光をつかめという「お知らせ」なのだな。神様も、仏様も、ヒトを一方的な不幸にはしないようだ。試しているのかもしれない。ナ・ニ・ヲ?

 

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ウナ・セラ・ディ東京

2016-07-12 20:58:51 | 日記

https://youtu.be/7o2Kup35tIY

 ザ・ピーナツの妹さんの妹ユミさんがこの5月に亡くなっているとの報道が、今朝永六輔さんの訃報とともに流れた。姉はエミさん。すでに2012年になくなっている。お姉さんの本名は日出代さんと言ったらしい。妹ユミさの本名は、亡くなってはじめて知ったのだが、月子さんだった。

オネエは太陽、イモは月、ご両親は、「日光菩薩・月光菩薩」になぞって名づけたのだろうか。

たぶんそのとおりだろう。オイラの小学から中学までの間、二人の菩薩さまは田舎じみたオイラに西洋風の母性と色香を十分に振りまいてくれた。

たとえば、このウナ・セラ歌詞は今でも自然と出てくる。この詩を感じ、この歌を感じたのなら、だれしもが、背中を向けて都会を去るのだろう。

眠りの奥から、静かに聴こえてくる「小さな花」。オイラなりの昭和の覚醒。覚醒のはじめは、号泣の赤ちゃん。

https://youtu.be/F4SpF6FK9_M

(日光・月光菩薩様 ありがとうございました。同時代でよかったなあ。)

 

追加して追悼いたします。あの、シャボンホリディラストのスターダスト・・・

https://youtu.be/u51l4-EJOf8

 あの、ふたご座の星を仰ぐときは思い出すからね。エミ様そしてユミ様、宇宙でもお元気で。

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どっちかな

2016-07-11 20:57:35 | 日記

3週間ぶりくらいかな、昨日の午後は、宮良海岸にバードウオッチングを兼ねてNHKFMの大好きな番組「きらクラ」リスニング散歩に出かけた。「きらクdon!」という冒頭のコーナーがあって、楽曲1小節程度の音から作品を当てるクイズなのだが、大体八割程度は、第一感でわかるのだが、今週のは、第一感でショパンの幻想即興曲だと思ったのだが、あれあれ、えーと、ラフマニノフの前奏曲「鐘」の出だしも思い出され、混乱の極みに至りながら2時間の海岸散歩を終える。

台風の余波もあってリーフからの波もざわめいているが、ずいぶんと野鳥の数も減ったなと思う。干潮や朝夕はもっと多いのだろうが、真夏のこんな昼日中、外に出ているのは無粋なコサギ君ときらクラリスナーのオイラだけか。

それにしても、ショパンもラフマニノフもどちらも名曲、帰ってYouToubで確認したらどちらも「嬰ハ短調」・・・答えなんかどうでもいいやと聴き入る。

 答えは、来週日曜の午後、でも、その頃は長野北部の野沢温泉のトレイルランでもがいている頃、再放送の翌朝は、疲労で爆睡しているころ、さあ、どっちかな、第一感を大事にね。

 

https://youtu.be/p9zSyYd04EU

 

https://youtu.be/PYaxCjsMQAE?list=PLBmQcjM3QuJjxT__aVJCkLVq64vRA44oB

 

 

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うっとり風

2016-07-09 10:31:30 | 日記

 台風1号は、肩透かしのように先島諸島の南方を過ぎていった。台湾地方は激越な風が吹いたようだが、当地は、「そよ風」の部類に入る。そして、今朝は窓という窓を開放してうっとりするばかりの海風を部屋に受け入れている。まどろみから昼前にいたるいまのいままで、うすぐもりの島を台風1号の置き土産の風が心地よく縦横無尽に草木を揺らし、鳥たちを翻弄しながら遊ばせている。こういう日は、ネコのようにまどろみながら音楽を聴くがいい。

来週末は長野に出かけるが、その前に、生まれて初めてモーツァルトのオペラをライブで聴いていく。「フィガロの結婚」。彼の最高の傑作だと思う。はじめから終わりまで愉悦と安息に満ちた作品。遠い20代のお正月、バイト先のTVでベームの指揮なる海外のドラマ仕立ての番組を食い入るように見た記憶。それ以来、なんとなくストーリーは覚えているが、CDで音楽に深く聴き入るとストーリーなんかどうでもよく、イタリア語を宝石のようにちりばめた全編すばらしい音楽でこのオペラが構成されていることに驚く。

あの、ベームの作品はYouTubeで、いまも楽しむことができるが、何と言っても、カルロス・クライバーの親父さんエーリッヒ・クライバーが1955年(オイラが1歳のとき)に録音したものが生気に満ち溢れてすばらしい。カルロスは、モーツァルトのオペラを録音しないままあの世に行ってしまったが、親父さんに息子が乗り移ったような(?)録音で、神様に感謝せざるを得ない。これもYouTubeのお世話になって聴くことができる。

https://youtu.be/VpJbjzE491o

こんな生きる歓びと平和に満ちた作品を全世界中の皆が共有できれば、世界中の殺意と暴虐に満ちたどす黒い事件は解消に向かうと思うのだが、その反対に向かっているのが、気がかりではある。

今朝の東の空、ハレていく気配。

 

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