言わなければよかったのに日記

 私が見たこと、聞いたこと、感じたこと、頭にきたこと・・・を(ありのまま)に伝えます。

ほとけ展を終えて

2018年11月28日 | 日記
      
 
 ほとけ展が25日 日曜日に終わって、今日は高寺院住職に来てもらって‘開眼供養’をしてもらいました。ていねいに30分ほどお経をあげてもらいました。お経とお経の間に‘展示会の無事終了と本所に帰られてから地域住民にますますのご加護を’というような願文も読まれました。2カ月ほど資料館に来てもらって多くの方に拝んでもらいました。いつもおられるお堂とは違った形で見ることができたのでたいへん良かったです。京都や奈良で見る仏さまとは違って、田舎(地方)色ゆたかな姿、顔をしておられる仏さまたちでした。今週中に写真撮影して記録に残して来週からお堂に帰ってもらおうと思っています。また、お堂で見る仏さまも見がいがあります。その場所の雰囲気がありますのでぜひご一見を。

 私仏さまのことが大好きになって勉強もさせてもらってたいへん良かったです。もっと勉強しようといまは和辻哲郎さんの「古寺巡禮」を読み始めました。この本は大正8年に書かれ、戦後に!改訂されたものです、旧字体で書かれてあって、「この堂の前に立ってまづ否應なしに感ずるのは、やはり天平建築らしい確かさだと思ふ」というような表現で、なかなかスラスラと読むことができません。この本をじっくりと読んで、山江や人吉球磨の仏さんのことを紹介するような文章(やまえお堂巡礼)が書けるようになりたいなあと思っています。(が!)

 今日の天気(