嗣誠獨集覧という相良家の歴史書を時おり読んでいます。いま、たいへんしているコロナのようなことが室町時代にもあっていました。「郡中疫病流行并御祈念之事」というタイトルで「天文九年之春、郡中疫病流行ニテ上下老若男女此病ヲ受クル者家内ニ満、大勢狂乱シテ不日ニ死スル者不可勝計・・・」という状況だったようです。そして「諸神諸仏の御祈りは申すに及ばず」、八代妙見宮で数千巻の仁王誦読並びに流鏑馬のお願い、青井社では数千度のお祓を修め、また数百番の神楽、願成寺住職に命じ、般若心経をあげさせ・・・とあります。
天文9年(1540年)におきた感染症のことのようです。 今のように医学は発達しておらず、神仏にすがるしかなかった時代です、多くの人が亡くなられたのではないでしょうか。しかし、たぶん天文9年コロナも神仏のおかげによって収束したのだろうと思われます。いまの新型コロナもそのうちに収束することを願うばかりです。
夕方から町内会館前でドライブスルー方式で会議?をしました。町内には90の班があります、年度初めには班長さんに集まってもらって(お願い)ごとをする会議をしています、今年は、“三密”を避けるために会館に書類を取りに来てもらう方式にしました。夕方6時から7時の間に都合のつく時間に来てもらって書類を手渡し・・したがってドライブスルー方式と名付けました。このやり方でもいいのかな、とも思いました。
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