かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

新緑の祖母山

2008年01月08日 | 追憶の山
197?年4月27日 単独行

コースタイム
尾平9:30→10:40三合目10:50→12:45九合目小屋13:45→14:00祖母山頂14:15→九合目小屋14:30→15:00宮原15:10→尾平17:10

尾平より祖母の山なみはアルペン的で素晴らしい眺めだ。その東壁を前に見ながら登りはじめる。吊橋で川上谷を渡り30分も登ると林道に出た(この間前夜の夜走りの疲れもありしんどかった!)林道を20分も歩くと林道も終点になり、杉が植林された斜面を登り切ると三合目に着く。小休止の後、宮原をめざし真夏を思わせるような暑さの中を喘ぎながら登ったが、小ピークでは今年もアケボノツツジが可愛い花を付け優しく迎えてくれた。

宮原に着き軽食を取った後、九合目小屋へと向う。途中シャクナゲが大きなつぼみを付け群生していた。このあたりまで高度を稼ぐと祖母、障子岳、古祖母、本谷、傾の山なみが一望のもとに見渡せ、祖母山頂も目と鼻の先のようであったが、笹の茂るやせ尾根の登りは意外に長かった。

九合目小屋に着き、食事大休止の後、軽装で頂上へと向かった。頂上で周囲の展望を楽しみ、頂上を踏んだ記念に祠の間にメモ書きした名刺を置いた(加藤文太郎のマネなのだ!)。下山は登って来た道をそのまま引き返し、今日の宿泊予定地上畑に向う。広々とした上畑公民館を一人で使用し(当時利用料は200円)、夕食メニューも赤飯、すき焼き、クリームシチュー、野菜スープ、シシャモ、ワインといった具合でケッコウケダラケ・・・・で大の字になって寝た。

後日談:当時上畑公民館は申し込めば登山者に低料金で開放していた。現在どうかはわからない。また登りで林道を歩いたが、現在は直登ルートが整備されている。