マシーンの右側リアショック取り付け部の傍にヘルメットホルダーが装備されている。
でも、この位置に大切に扱っているセナヘルを吊るすとなると高温になったマフラーに
限りなく近い為、少し気が引ける。
そこで、ハンドルにもう一つヘルメットホルダーを増設した。
左グリップのチョークレバーの脇で小型のミラーにヘルメットを被せて
ネックストラップのD管が届くギリギリの位置だがここなら少しは安全だ。
27日のお昼頃にこのヘルメットホルダーのキーをもう一つ作っておこうと
平針に在る鍵屋に出向いたが形状のマッチするベースが無く断念。
そこからの帰り・・・
カワサキカラーのニンジャにずっと尾行された。信号待ちではずっと斜め後方で停まり
走行中にも決してオーバーテイクしていく様な気配も無い・・・
そして幾つもの交差点を通過した信号待ちの時、謙虚に左側に並列しエンジンを切り
ニンジャ乗りのフルフェイスヘルメットのシールドバイザーが開いた。
好青年らしくニコニコとした笑顔で話し掛けてきた。
「凄く遠くからメットで判りましたよ。セナのファンなんですねッ!」って。
こちらも軽く「えぇ、だからホンダのCBなんですよ。」と挨拶し信号が変わり
自分は直進、彼は少し後続し右側車線に移り右折して行った。
ずっと、話し掛けて良いのか悪いのか後方で覗っていたんだと思う。
模範的な加速、シフトタイミング、ブレーキング・・・
そこから彼は得体の知れないセナ・レプリカ野郎に話し掛ける事を決意したんだろう。
追尾して走っていると先行するライダーの気性が判るものだ。
マナーを弁えた気持ちの良い青年ライダーだったな。