四輪レース用に開発されたアライのGPシリーズ。
ヘルメットのシールドを固定する支点部には
1インチ位のアルミワッシャーとボルトが露出している。
ささやかなパーツだけどこれが露出しているか
していないかで見た目の印象が随分と違う。
自分が所有する数あるアイルトンセナレプリカヘルメットの中で
ショーエイ製のワイバーンはワッシャー露出タイプだが
プレミアムシリーズになるとシールドの内側突起で
固定されるタイプでこれはこれで風切り音軽減の為の
対策として然るべき構造何だろうが・・・
最新の進化系クラシックを狙ったグラムスターは
ワッシャー露出タイプで好感が持てるのだが
アイポートが広すぎてイマイチ。
対してアライGPシリーズは狭いアイポートが実にカッコイイ。
二輪用はアイポートが縦に広く、四輪用は縦に狭い。
余程の前傾姿勢を取らない限り縦の範囲が
広すぎると眩しいだけだしシールドの厚み何かは
四輪用の方が圧倒的に厚く安全性や剛性が高い。
話は逸れるけど販売店が販売する時に二輪用・四輪用と
区別しているだけで公道で二輪乗車時に四輪用を被っても
何も問題無しだし道路交通法違反には問われない。
但し、レース用となると強度や難燃性が問題となるので
レースオーガナイザー基準によるのよ。
国内市販品に貼付されるSGマークやPSGマークは
PL法に基づく損害賠償保険が付保されている製品
という意味だけどこんなモノ役立たずだよ。
要は・・・
●道路交通法 第七十一条の四
1. 大型自動二輪車又は普通自動二輪車の運転者は
乗車用ヘルメットをかぶらないで大型自動二輪車若しくは
普通自動二輪車を運転し、又は乗車用ヘルメットをかぶらない者を
乗車させて大型自動二輪車若しくは普通自動二輪車を運転してはならない。
2. 原動機付自転車の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶらないで
原動機付自転車を運転してはならない。
(3〜5.省略)
6. 第1項及び第2項の乗車用ヘルメットの基準は、内閣府令で定める。
●内閣府令(道路交通法施行規則第九条の五)乗車用ヘルメットの基準
1. 左右、上下の視野が十分とれること。
2. 風圧によりひさしが垂れて視野を妨げることのない構造であること。
3. 著しく聴力を損ねない構造であること。
4. 衝撃吸収性があり、かつ、帽体が耐貫通性を有すること。
5. 衝撃により容易に脱げないように固定できるあごひもを有すること。
6. 重量が二キログラム以下であること。
7. 体を傷つけるおそれがある構造でないこと。
これだけの事。
安全は自己責任な訳。
話を元に戻すと・・・
ショーエイ製プレミアムヘルメットに
ダミーのワッシャーを付けて見た目をカッコ良くする作業を
したと言うだけの今回のログ。
先ずはダミーとなるワッシャー調達。
これをブチルゴム粘着テープで貼り付ける。
アバウトで円形に切り取り。
先ずはX-Elevenモデルの赤矢印部にこれを貼り付け。
透けてメカメカしいバイザー取り付け構造部中心に
ただ上からワッシャーを貼り付けてネジキャップで塞ぐ。
拡大するとこんな感じ。
続いてXR-1100モデルにも・・・
このセナ93年モデルはシールド保護シートが未だ貼り付いていて
真っ新のまま被って走行した事もない。
下のモデルはX-TWELVE。
シールドから透けて見える構造部がメカメカしい。
と、自粛生活中はこんな事ばかりしてるよ。
今度の木曜にはコロナワクチン二回目接種。
如何なる事やら・・・