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DTL 2008

2008-11-29 23:16:39 | アマゴに片想い


11月29日快晴。釣りに出掛けるのは何と二ヶ月半振り???(汗)

イタリアおやじが大安トラウトレイクに訪れるのは今回で生涯三回目となります。

名手 “ K.I 氏 ”オフシーズンのお膝元的フィールドで前回は約二年前の
2007年の1月にご一緒させていただいて以来です。

K.I 氏の釣りは本当に心地好いですしギャラリーとして観ているだけで
釣りが愉しめてしまいます。サカナとの対話が出来る人なんですね。
ライズが乏しく厳しい状況の中、他の人達が沈黙する中でもちゃんと
結果を出されています。遠くでライズが起これば素晴らしいキャストで
的確にドライフライをポイント迄届けて口を使わせていますし
ライズが無くてもインジケーターの微かな魚信を捉えてフッキング迄
持ち込んでサオを曲げる様子は実に絵になるんです。

今回はご子息との親子釣行でしたがご子息もお父さんの真剣な背中を見て
親子二代の名手になっていくんでしょうね。

釣りが飯よりも好きで夢中なお父さんのDNAはきっと引き継がれますよ。

そして、イタリアおやじの今回は如何だったかと言うと、「ボ・・」でした。

一回目、二回目の釣行時も手探りでしたが三回目の今回も答えが見つかりません。

10番サイズのヘヴィ・ウエイト毛鈎でも2~3メートルの底を取れないので
更にチヌ釣りに使うガン玉(B・2B・3B)をセットし強制的に沈めて引っ張る
スタイルを貫きましたが・・・

1番ライン指定のグラスロッドの粘りだけを頼りに
仕掛けが重くてラインがリフトし辛くロールキャストするにも手を焼く
半自虐的なM的スタイルは無謀過ぎて快感でしたけどね。
DTLはMの殿方が多いと伺っています。(笑)

三度だけお口を使ってくれました。一度目はフッキングも成功したのですが
フッキングの際の勢いでリールのスプールが外れ桟橋から転げ落ち「ドボン!」
40センチのニジマスを取り込むかスプールを救出するかアタフタしている間に
ガン玉を付けて強度の落ちたのティペットは「プッツン!」 ア~ァでした。(汗)
水中で回転してしまうスプール回収にはバッキングライン全てを
手繰るしかなく大型魚がバッキングラインを持って行くなら未だしも
こんな事でバッキングラインを引きずり出して如何するのって感じ。(大笑)

その後、時間を置いて二度の明確な魚信を感じましたがフッキングしません。

沈黙の時間はどんどん経過し、暗くなりかけた午後4時半に終了です。
約8時間、延々と水面ニラメッコは久し振りでした。

マッディーで魚影の見えない大安トラウトレイクで鉛仕込みの底引きは
今回も迷宮入りです。フォーリングでも捉え切れなかったのは何故???

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4 コメント

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照れますな (ishihara)
2008-11-29 23:51:29
大安トラウトレイク あそこの池は曲者です
昨年から水流を起こし魚の活性をあげる為に攪拌機を
設置していますが、今日のように気温が上がる時は
強制的にターンオーバーを起こしているような感じで
魚の活性が人の期待とは逆に落ちてると思います
実際、朝一の透明度や水の”固さ”は日中のそれと
違いありますから...
今の時期の水温は10度前後ですから、今日みたいな
行楽日和は相当厳しいです
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Suspicious (kebari@)
2008-11-30 01:05:59
相当なクセモノと言うのは痛感しました。
ヘヴィ・ショットでも底に到達するのに時間が掛かるのは
混ざり物が多く水が硬いのと底付近の透明度が
殆ど無い感じもしました。安直な釣りで支配された私の
引き出しの中身では大安マスは中々相手をしてくれない
でしょうが大漁しているより今回の様にあの手この手で
たった一尾との駆け引きを愉しむのも有りかなって
最近思えるのですが老いちゃった証拠ですかね。
返信する
私も昔一緒に釣行しました。 (mamoru teramoto)
2008-12-01 21:06:28
今日は、寺本です。
2000年ぐらいに一度ご一緒させて頂きましたが
その時も私はボーズでした。今になって思えば
現場についてすぐにこれは釣れそうに無いと思った
のが一番の原因だったと思っています。
あの頃は、疑似餌に対する理解が非常に低かった
のかなと思います、今はルアー専門ですが良い
イメージが抱けた時はやはり釣れます。
思い込みって大切ですね。
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Belief (kebari@)
2008-12-02 00:44:11
思い込みと言うワードはネガティブな感じですが
Belief = 信念 と言うワードに置き換えると
非常にポジティブな感じがします。

寺本さんもご存知の様に私は子供の頃に痛めた
腰椎の障害に加えフライフィッシャーとしては
致命的でもある肩の関節も20代で痛めていて
ろくにキャスティングが出来ません。
特にロングキャストで肩に負荷を掛けすぎると
一ヶ月以上痛みが残ってしまいます。
海釣り時にご一緒させていただいていた時も
チヌ竿や磯竿を利き腕ではない左で使っていたのを
覚えていらっしゃるはずです。

思い込みで最初はフライキャスティングは
肩の悪い自分には無理と思っていましたが
フライの世界はとてもフレキシブルな部分が多く
肩や腰に負荷の掛からない軽く短いロッドを使い
工夫次第ではある程度のキャスティングも出来て
それどころか信念を持ってライトタックルならではの
特性を引き出す自分流スタイルを築いてきました。
15ヤード(13メートル強)以内でのドライフライの
スタイルでしたらそこそこのパフォーマンスが
発揮出来る具合です。
小手先の仕事は得意ですからね。(笑)

そこでターゲットが飛騨の渓流域中心の
「アマゴに片想い」になった理由です。

寺本さんは健常者ですから半年も練習すれば
名手にきっとなれる方だと思いますよ。

そろそろフライフィッシング、始められませんか?

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