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Millennium

2024-06-03 23:55:28 | アマゴに片想い


このロッドでどれだけのアマゴ嬢と戯れたのだろう・・・

2000年のミレニアムの記念にオリジナルで作ってもらって以来

20年以上経過し塗装にはクラックが幾つか入っている。

昨日、日曜日の夕刻に壁に掛かったロッドホルダーから外し

埃を除去していたらリールシートのエンドキャップが取れてしまった。

ホットボンドで接着されていた様だがこのロッドに関して

エンドキャップが外れてしまうのは初。

他のロッドはたまに外れてリールを落っことしたりした事もあるので

ベストには瞬間接着剤を常に携帯してた。

接着剤はある程度弾力性が残った方が良いので

釣行前ならボンドG17が最適の様に思う。

瞬間接着剤でもガッチリ接着するがある程度の衝撃や

経年劣化でパキッと一瞬で剥がれる恐れがあり

ゴム質の弾性が優位な感じがする。



そうこうしているうちに一瞬でもアマゴに逢いたくなってきて

翌日の早朝に飛騨に向かう事とした。



新品でスタッドボルトをねじ込んだまま眠らせていた

ウェーディングブーツも出番がやっと巡ってきた。



午前4時、名古屋港を出発。

コンビニで遊漁券6/3購入。



この場に至ってマズイ事が判明。

視力がヤバい。

鈎の穴、ティペット・・・

「全く見えない。」

飛ばした毛鈎が何処か分からん。



ローガンに眼球の疲れの追い打ちで釣りどころではない。

・・・が、

経験とは恐ろしいもので勘でも何とか釣れてしまう。



しかし、釣れてくれるのはアマゴではなくヤマメ。

たまに20cmを超えるが15cm位の新子だらけで

ドライフライを突いて咥えきらない・・・

望まない状況なので小一時間で終了。

本来はヤマメ域だがその昔に知り合いが

違法と知りつつアマゴの発眼卵を放ったのを発端に

ヤマメ域でのアマゴに片想いの始まりと言う訳。

その知り合いも既に他界しているし

朱点の微かなヤマメ・アマゴのハイブリッドも

10年位前から徐々に減少して居なくなってきていた。

これから先は元のヤマメが主として生息していくのだろうね。



多分、オレも良いお年頃だしこれで別格で特有の

ヤマメ域でのアマゴ嬢とはもう逢えないだろう・・・


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