CFF ライトスタッフ 710 #1 ロッド & アイザック・ベビートラウトリールの組み合わせ。
最近は3番や4番ライン指定のロッドを多用している為、繊細な感触が恋しくなり
久々にフェザーライトな 1番ラインでアマゴ嬢とワルツを奏でて来ました。
前日から雲に覆われていた為16日未明の外気温は8度で岐阜のとあるコンビニ駐車場で
車中泊させていただきましたがシェラフの中はポカポカで気付けば四時間余りの爆睡でした。
但し、現地ではお照りが無い為に日中も余り気温上昇せず活発なハッチ連動のライズ捕りも
期待薄で入渓区間を仕切ってお昼迄叩き上がりました。叩くと言っても今回はフェザーライトな
タックルですからソフトタッチなドライフライでの軽~い釣り上がりです。
今シーズンはどうやら雨の神様に好かれてしまっている様で何時も高水の攻略が課題となり
おまけに低照度の暗い渓は本当に目の毒で眼精疲労は蓄積するばかりです。
午前中は霧雨で午後からは本降りになる模様ですが焦らず三拍子のリズムをキープ・・・
高水ですから遡行不能場所も多く入渓ポイントからヒット&アウェイ方式。
捕食可能なここぞと言う波からは飴色の胸ビレがピンッとした美しいアマゴ嬢達が
ワルツの三拍子につられて(釣られて?)躍り出て来てくれます。
低温で纏まったハッチは確認出来ませんでしたがお昼近くにはチラホラとメイフライの
ハッチも始まり、本降りになる直前には頻繁にライズする様になりました。
イタダキライズの主をきちんと射止めるのは痛快ですね。
脱渓直前に2尾の積極的なライズを発見して狙ってみますと・・・
最初の1尾はパラシュートパターンをきっちり見切ってスレてしまいましたが
続く1尾は・・・
EHCで捕れてしまいましたがイマージャーに加えシャックばかりを貪り食っていたんですね。
これから初夏に向けてフライフィッシングならではの面白い釣りが愉しめますが
もうそろそろ雨の神様へお願いいたします・・・イタリアおやじにお許しを・・・
暗い渓は疲れちゃいます。
しかし、1番のタックルを使っていますと渓流にはそれ以上の番手は
全く必要無いんじゃないかと改めて感じました。
やはり渓流アマゴには無骨なものより
こういった繊細なものが似合いますね!
アンパンのサイズに近いリールと一緒に
アマゴ嬢をフレームに納めても
興醒めしてしまいますからね。