5月7日、雨上がりの飛騨は最高の釣り日和でした。
前日からシトシト雨でしたが朝にはスッカリ晴天で正に五月晴れ。
水量もやや回復して一番良い条件が揃いました。
気温もグングンと上昇して量は少ないですがチラホラと虫のハッチも
確認でき釣り師としてのヤル気モードにスイッチが入ります。
天気も気分も良いのでモチベーションもアップして、さあ釣り開始です。
始めのうちは小型のイワナ(と言っても20センチ位)が程よく
釣れてくれました。アマゴはそれよりやや小振りの17~8センチが
掛かってくれますがなかなかグッドサイズは顔を出してくれませんでした。
釣り上がる途中で前方に何やら人の気配が・・・。
ご年配のエサ釣りの方が何と釣り下って来るではないですか。
これは反則!でも笑顔で「沢山釣れましたか?」ってこちらから
挨拶すると全然ダメとの事。ビクが軽そうでした。
「私はこれから釣り上がるんですが何処から釣り下ってみえたのですか?」
と尋ねると、かなり上流から下ってみえたらしい。
「川の中を歩いて来たからもう釣れんと思うよ。」との事。
俄然ヤル気倍増!ビハインド状況で腕試しも出来るしね。
なるほど・・・。大場所はサオが入っているのか音沙汰無い。
でもサオ抜けは結構あるもんで、その後25センチ超えのアマゴ1尾と
イワナ3尾、チビ達10尾位掛かってくれました。
上の画像、朱点の無いアマゴです。朱点が無いからヤマメと呼ぶのが
正しいのか判りませんが、顔、体つき、やっぱりアマゴです。ヤマゴとか
アマメって言うややこしい呼び名もありますが、やっぱりアマゴですよ。
飛騨はヤマメと混生の渓も多く朱点無しアマゴも良く掛かってくれます。
下の画像はエルクヘアカディス102Y#13を咥えたまま水中記念撮影。
水中ではアマゴのまた違った表情がうかがえますね。
実は上の画像のイワナをリーリースした後にティペット交換せずに
不用意にキャスティングした時、この日最大の大失敗をしました。
思いも寄らない場所から尺イワナ(多分ね。)が出て慌ててロッドを立てたので
ドスッ!とした重みだけグリップに伝わりティペットがブレイク!
ゆらゆらと毛鈎の無いラインが宙を舞うのでした・・・。
尺イワナは口ピアスイワナとなり深みに・・・。
マメにティペットは交換しないとね。
失敗もしましたが実にファインな出釣でしたよ。