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ちちをみなおすいち

2025年02月13日 | Weblog
 2月 13日

 父を見直す。その1

 こないだのフードバンクボランティア。午前の作業はいつもと同じで
利用者さんへ配る食品並べ。この日は予約者が多くなかったので、並べる
食品の品数も量も少なくしました。

 ということで、作業も早く終わり昼少し前から休憩。
 「お昼はこないだ通ったところで見かけた中華屋さんにしましょうよ」
と、くるみちゃん。
 「いいよ」と、アタイ。

 フードバンクの事務所から少し離れているんですが、速く歩いて5分ぐら
いで到着。(この日はくるみちゃんとアタイの2人で行った)
 座ってすぐに注文。アタイは担々麺、くるみちゃんは白身魚セットの
ランチ。


 担々麺セットにはミニ炒飯、ザーサイ
 杏仁豆腐が付く。上海料理の店なので
 それほど辛くはない
 


 白身魚には白ご飯、卵スープ、ザーサイ
 杏仁豆腐が付く。くるみちゃん、細いん
 だけどよく食べる

 「適度な辛さで美味しい」と、アタイ。
 「コッチは薄味だけどちゃんと素材の味がある」と、くるみちゃん。
 「他のお客さんたち、中国語が飛び交っているねぇ」
 「そうね。その国の人が食べているから、美味しい店なのよ」
 「値段も手ごろだし」
 「でも、なんで中国人は声が大きいのかしら? 喉とか声帯のつくりが
日本人と違うのかしら?」
 「大陸だから、自己主張しないと生きていけない国なんだよ」

 「昨年、父が亡くなったときに父の知り合いから手紙が届いてたのよ。
その手紙を母が私の目につくように新聞紙面の隙間に挟んでいたの。それ
で私も手紙を読んだんだけど、父を見直すような内容だったのよ」
 「どんなことが書いてあったの?」
 「高校のときの友だちで、父もその人も早稲田大学だったんだけど、
大学のときは付きあいがなかったんだって。それでその人は小説家を
目指してたんだけど、親に反対されて仕送りが途絶えてしまい、ある日に
空腹を紛らわせるために駅の水道から水を飲んでいるところに偶然私の
父が通りかかって『お前なにをしているんだ?』『これこれこういうわけで
腹が減って水でも』という話をしたら、私の父がご飯を食べさせて両親を
説得して仕送りもしてもらえるようになって、無事大学も卒業できた。私の
父のことを恩人だと思っていたんだって。そういう手紙だったのよ」
 「よい話だねぇ」

 「父は『政治家の〇〇が同級生で、オレの席の後ろだった』みたいな話しか
してなかったから、軽蔑していたのよね。こういう話をしておいてくれれば
もう少し優しくできたのよ」
 「父親と娘はなかなか仲良くなれないかもよ」

 というところで明日へつづく。(^^)/
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