猫柳(ヤナギ科)花言葉は、自由思いのまま。日本全国至る所の川辺や湿地のほとりに自生する落いう低木で、楊柳(かわやなぎ)の一種である。早春、水の豊かな流れにその影を映している姿をよく見かけry。猫柳とは葉の出る前の枝につける銀ねずみ色をした絹毛に覆われた花穂の形がこの子を思わせるのでこの名がある。雌雄異株で、感傷に値するのは雄花穂の方で、生け花の材料に用いられルことが多いい。兵庫県西宮甲子園北町の東側に武庫川があり並行して流れる小川の岸沿いに会社の社宅があり、東側に猫柳の並木の並木通りがあつた。現在でもあるのだろうか、懐かしい思い出の小川である。「並びたる杭の絶間の猫柳 楠目橙黄子」「折りかけし枝もありけり猫柳 鈴木花蓑」「激つ瀬は又猫柳光るところ 山口誓子」「日をゆりて水よろこべり猫柳 石原舟月」「水際に羞ぢらいの日が猫柳 山上樹実雄」「雨の日は雨にふくらみ猫柳 草間黄枝」「猫柳潟の入日をちりばめて 児玉小秋」「猫柳傘あゆむかにわらべ来る 山田文男」。(懐かしき 猫柳沿い 想い出す ケイスケ)