誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

アネモネ

2013-02-19 17:04:14 | 日記
アネモネ;紅花翁草;はないちげ(キンポウゲ科)花言葉は、信じて従う。南ヨーロッパの原産の多年草。球根から人参に似た掌状の葉をだし、葉の間から30cm位の花茎を数本出して、その先に晩春五弁花を開く。濃紅、紫、淡紅、白色のけしに似た花は、花壇や鉢植えあるいは切り花として一輪さⅣにしても楽しめる。花が終わるとすぐ綿毛のついた種子ができ、風に飛ばされるのでアネモス(風)という名がついている。ギリシャ神話に登場し、古代文化にかかわりを持つ花の名といえよう。「アネモネのむらさき濃くて揺らぐなし 水原秋桜子」「アネモネや自ら止む真夜の曲 岡田貞峰」「アネモネのむらさき面会謝絶中 石田波郷」「アネモネや神々の世もなまぐさし 鍵和田柚子」「アネモネのこの灯を消さばくづほれむ 殿村莵絲子」「アネモネや画廊は街の音を断つ 斉藤道子」「アネモネや寡黙となりし俸給日 山田みづえ」「アネモネに髪乾きゆくさびしさよ 渡辺千枝子」「アネモネを貨車が揺るがす友の下宿 酒井弘司」「アネモネや来世も空は濃いむらさき 中嶋秀子」(アネモネや 色とりどりに 咲き誇る ケイスケ)

沈丁花

2013-02-19 16:02:56 | 日記
沈丁花(ジンチョウゲ科)花言葉は、不滅。中国原産の常緑低木。高さ1m位で半球状に育ち、革質で光沢のある葉を茂らせる。冬の間から紫紅色の蕾が見え始めるが、蕾の期間が長い。開くと内側だけは白く良い香りを放つ。四裂した花弁状のものは、実は萼で花びらではない。園芸品種には、白花や葉にしろい覆輪のあるものもある。日本に栽培されているいるものは雄性の木がほとんどで実がならない。夜道などでどこからともなく漂って来るこの香りは、春の到来を告げて印象的である。名の起こりは、その香りが沈香.丁香を兼ねるということからなので、「沈丁花;チンチョウゲ」と読ないほうがよい。「沈丁の葉ご盛る花も濡れし雨 水原秋桜子」「沈丁の一夜雪降りかつにほう 篠田悌二郎」「沈丁にはげしく降りて降り足りぬ 中村汀女」「沈丁に少し開けおく夜の障子 有働 亨」「沈丁の四五花はぢけてひらきけり 中村草田男」「ぬかあめにぬるる丁字の香なりけり 久保田万太郎」。今朝は又小雪が降るが積もるほどではなく午前中で雨に。夕方は曇天に変わる。朝寝惚けて「片栗」を書いたが、片栗は3月29日の花なので、取り消して打ち直した。(沈丁の 花の香遠し 今朝の雪 ケイスケ)