金盞花;常春花;とき知らず。花言葉は、慈愛。南欧原産のキク科の草花。高さ30cm位で一茎一花を開く。半耐寒性で花期が長いので、房州などの暖冬の地ではほとんど一年中咲き続ける。「常春花」「ときしらず」の別名はここからきた。柔らかい葉、素朴な太い茎、鮮やかレンジ色の花は、日常的で切り花、仏花、として盛んに用いられる。原種は花茎2cm位の花だが、改良されて素晴らしい大輪の「唐金盞花」が生まれるに至つた。「金盞花淡路一国晴れにけり 阿波野青畝」「金盞花炎ゆる田水に安房の国 角川源義」「金盞花畑に海霧濃くなる夕 柴田白葉女」「金盞花畑に立ちても磯見ゆ 清崎敏郎」「金盞花眼を病む人に歩をあわす 山田文男」「ばらりと一村大粒に陽と金盞花 宮津昭彦」「海上を高く日がゆく金盞花 和知喜八」「金盞花いよいよ金に昼深かし 田村木国」「摘む声の海につつぬけ金盞花 鷹羽狩行」「島へおろす雑賀の中の金盞花 岡本富子」「金盞花夕陽に岬の漁夫消され 桜井博通」(薄暗き 夕日の影に 金盞花 ケイスケ)