川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

こんどは「八ツ場ダム建設中止」の撤回とか

2010-11-07 05:15:14 | 政治・社会
 菅政権はどうなっているのか。今度は「八ツ場ダム建設中止」方針の撤回だという。あきれ果ててものが言えない。

 「八ツ場ダム建設中止」は政権交代を目指す民主党のマニフェストの目玉であった。僕などはほかのことには目をつぶってこれだけでも政権交代の意味があると民主党を支持してきた。それを易々と撤回するのだから「立派」なものである。

 群馬県の支配勢力の抵抗は部外者の僕のような一市民でも十分予想できたことだ。利権の前には自然破壊をも恐れないのは古河市兵衛いらい何も変わっていない。そんな連中の抵抗にあったからといって「中止の方向性」をいわないのだという。彼らのマニフェストとはこんな児戯にひとしいものだったのか。

 今日はこれから田中正造のふるさとを訪ねる「移動教室」だ。魑魅魍魎が跋扈することには昔も今も変わりがないことを改めて実感した。こういう奴らに死ぬまで抵抗し続けた正造の声に耳を傾ける一日にしたい。
 
 
  ●朝日新聞http://www.asahi.com/politics/update/1106/TKY201011060194.html