川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

村の消滅 荒浜・閖上

2012-05-27 03:52:53 | 自然と人間(震災・津波・原発事故)

5月22日(火)曇りのち雨 

昼過ぎレンタカーで仙台を出発。荒浜の学校辺りから風景が一変。何もかも消滅してしまった。

 3年前と同じように堤防にあがって見た。どこまでも続く砂浜、なんの変化もない。堤防はしっかり残っている.松林も頑張っている。しかし、これらが何の役にも立たなかった。

 村あとを歩いた。菜の花の咲いている畑がある。絹さやも植えてある。人の営みの確かな証拠。こんな看板があった。

貞山堀にさしたる変化はない。江戸時代の人の仕事はすごい。

 仙台市若林区荒浜

 

 

名取市閖上(ゆりあげ)も同じ。住んでいた人びとは何処へ行ったのか。綺麗に分別された巨大な瓦礫の山が幾つもあり、トラックが動いていた。

阿武隈川をわたるあたりから雨。鳥の海の海岸沿いも壊滅していた。