2月23日(日)晴れ
奄美大島といえば「島唄」ですが、「島」は「むら」「集落」を意味するようです。山が海に落ち込むような感じの奄美大島には海に向かって開けた村がありますが、その一つ一つが孤立していて海岸部に連絡道路はありません。脊梁に道路ができるまでは隣村との交通は船以外にはなかったようです。
そのムラの一つ一つが「シマ」なのです。唄も祀りも「シマ」ごとに違うのですね。
シマからは「立神」と呼ばれる岩が望まれます。守り神とされているのでしょう。
ヘゴの森の所在を尋ねようと「学校」に寄ったら、廃校となり、堀さんという画家夫婦のギャラリーとなっていました。
なんとここは「元ちとせ」の母校、旧・嘉徳小学校だったのです。入学も一人、卒業も一人だったといいます。アカダモ?の巨木に守られた学校です。
このシマに伝わるのが「嘉徳なべ加那節」。元ちとせさんもこのシマ唄に馴染んで育ったのです。
嘉徳を紹介する瀬戸内町のHPです。「なべ加那節」も聞くことができます。
また、訪ねてみたいなあ。
「嘉徳」●http://amami7.com/tannboukatoku091128.html
参考・川越だより●http://blog.goo.ne.jp/keisukelap/e/b133e8585dc383104ca9874c54c67696