川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

好日 上州路

2012-09-20 04:14:50 | 友人たち

9月19日(水)曇時々小雨

 中国家庭料理「家園」をやっているKさん一家と小旅行をして心躍る一日でした。

6時。雨は上がってきたが予定通り赤城山に行くのは無理かな。夕方には晴れるというが。

8時半。 「家園」。主人の安祥さんの笑顔がこぼれている。お連れ合いの秋子さん、娘さん。3人での旅行は09年5月の「きいちご移動教室」以来らしい。「家園」を始めてこの夫婦には休みがなかったのではないか。娘さんの高校が学校行事の代休で、看護婦の秋子さんもこの日が休みだ。思い切って「家園」を臨時休業にした。

9時。近くでガソリンを満タンにして東松山ICから「出発進行」。前々からの約束を実現できて運転の妻も快調。5人の旅の始まり。

10時過ぎ。 赤城高原SAで一休み。雨上がりで周囲の山々の緑が気持ちよい。お目当ての赤城山は雨雲の中。

11時。沼田ICから程近い道の駅・白沢。夫婦は農協の売店で野菜をしこたま買い入れる。良質で安い。

  近くの「ぶどう畑・桑原」●http://www.budoubatake-kuwabara.com/message.html

 

お兄さんたちの応対が気持ちいい。僕はぶどう狩り初体験。ふだん手が届かない高級品がたわわ。お土産にもいいと妻の収穫意欲も旺盛のようだ。

12時。道の駅・川場 展望台まで散歩。上州武尊(ほたか)山は雲の中だが黄金の里の眺めがいい。記念撮影。

娘さんが中学時代の体験話。学校がひどく荒れ、無秩序状態だったらしい。秋子さんも心配の日々だったという。

近頃「いじめ」のため、意識不明になった子どもがいるというニュースがあった。僕の子どもたちの母校でもある。心が痛む。娘さんが孤立の危機を乗り越えて元気に高校生になれて本当によかった。

13時。「誉国光」。 武尊の伏流水でのどを潤す。昼食。古民家風のレストランで一家の歴史を聞く。秋子さんのお父さんが「中国残留日本人孤児」だが、身元はわからないままだという。養父母も晩年になって来日し一緒に生活したらしい。この一家を見ているとうらやましいくらいだ。家族が互いにいたわりあい、助け合っている。

14時半。吹割の滝。●http://www.houbien.jp/fukiware/

雨の後のせいか、流れに一段と勢いがある。一同感服。

娘が磐に登ってカッコつける父の写真を撮る。いい風景だ。

対岸の山道を散歩して帰る。この道を通るのはわたしたちだけだ。滝がはるか下に見える。

16時すぎ。帰途に着く。沼田からの関越もすいすい。東松山近くで雲が切れ、虹が見える。すばらしいフィナーレ。

18時半。家園着。

19時半。夕食。Kさん一家に喜んでもらえて本当によかったなあ。妻は満足げである。僕もうれしかった。若い人たちと一日を過ごす喜びを満喫した。 

 

 


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