お盆はどこへ行っても混んでるってわかっていたけど・・・こんなに混んでるとは!
なんだか気になって 以前 帯状疱疹を見てもらったことのある皮膚科に行ってみようと。なんと、明日から休業のせいか 待合室は満杯で 外の廊下まで人で溢れているではありませんか!
その人数に怖れを成して 診てもらうことは止め 今度はお墓参り用の品をメモしているはずの母のところへ。診察してもらう予定だったので すっぴん。母のところでお化粧をしようと道具も持参していました。
すっぴんの顔を見た母が
「お前 顔にも汗も出ていないか?」
と。確かに左側の目の下や まぶたが赤い。あぁここもか・・・
わたしの二の腕を見て
「ほんとに大丈夫かねぇ」
と心配そうな顔をするので
「仕方ないよ。あの人数だといつ診察してくれるかわからないもの。後でまた温泉に行こうよ」
確かに温泉に行くと いくらか良い気がする。腕全体に広がっていた赤い部分が ひどいところだけつぶつぶになって赤みがとれたようで、温泉効果か?と思ったりする。
まぁ 諦めて買い物に。
なんとなんと!今度はショッピングセンターが人・人・人ですごいことに。花を買い求める人が列をなしているかと思うと 鮮魚やお肉 果物 どこのコーナーも人でいっぱいでカートを押す人とのすれ違いがなかなかできない。母に頼まれたものをゲットし 後はお盆うちに買い物しなくてすむようにと選び、今度はレジに。
あぁ レジも長蛇の列。
しかも皆さん 普段よりずっと多いであろう買い物の量。一人の清算に時間がかかる。さらに人が並ぶ・・・途中 買い忘れたものがあったことに気付いたが もうこの列を離れるのは止めようと決心。忘れたものはお墓参りに直接関係ないから 後にしよう。
なんだかぐったりした状態で 母のところに戻る。
お盆って こんなに混むものなのよねぇ。
混むといえば 弟を思い出す。
弟が亡くなる少し前の12日。お墓参り用の花とか食材を買いに行った。あのとき まだ体調が良くないのに弟は留守番することを嫌い わたしと母の買い物についてきた。あんなに混んでいるとは露知らず。待っている時間の長いこと長いこと・・・きっと弟にとってかなりきつい時間だったはず。二件かけて買い物したが、どちらもどこに行っても長蛇の列で 肩で息をしていた弟の様子が今でも目に浮かぶ。なんで無理にでも留守番させなかったんだろうって後悔するけど。弟は置き去りになることが怖かったか寂しかったのだと思う。この買い物がきつくて次の日 お墓参りには弟は行けなかった。
暑い夏。暑い夏に生まれ暑い夏に去っていった弟。お盆の買い物をするたびに 弟のやせ細った背中と帽子を目深にかぶり ベンチで座り買い物が終えるのを黙って待っていた姿を思い出す。そして ふと 前からカートを押してくる人の後ろから 野球帽が見えたりすると 弟がいないかと思ってしまうのだ。
なんだか気になって 以前 帯状疱疹を見てもらったことのある皮膚科に行ってみようと。なんと、明日から休業のせいか 待合室は満杯で 外の廊下まで人で溢れているではありませんか!
その人数に怖れを成して 診てもらうことは止め 今度はお墓参り用の品をメモしているはずの母のところへ。診察してもらう予定だったので すっぴん。母のところでお化粧をしようと道具も持参していました。
すっぴんの顔を見た母が
「お前 顔にも汗も出ていないか?」
と。確かに左側の目の下や まぶたが赤い。あぁここもか・・・
わたしの二の腕を見て
「ほんとに大丈夫かねぇ」
と心配そうな顔をするので
「仕方ないよ。あの人数だといつ診察してくれるかわからないもの。後でまた温泉に行こうよ」
確かに温泉に行くと いくらか良い気がする。腕全体に広がっていた赤い部分が ひどいところだけつぶつぶになって赤みがとれたようで、温泉効果か?と思ったりする。
まぁ 諦めて買い物に。
なんとなんと!今度はショッピングセンターが人・人・人ですごいことに。花を買い求める人が列をなしているかと思うと 鮮魚やお肉 果物 どこのコーナーも人でいっぱいでカートを押す人とのすれ違いがなかなかできない。母に頼まれたものをゲットし 後はお盆うちに買い物しなくてすむようにと選び、今度はレジに。
あぁ レジも長蛇の列。
しかも皆さん 普段よりずっと多いであろう買い物の量。一人の清算に時間がかかる。さらに人が並ぶ・・・途中 買い忘れたものがあったことに気付いたが もうこの列を離れるのは止めようと決心。忘れたものはお墓参りに直接関係ないから 後にしよう。
なんだかぐったりした状態で 母のところに戻る。
お盆って こんなに混むものなのよねぇ。
混むといえば 弟を思い出す。
弟が亡くなる少し前の12日。お墓参り用の花とか食材を買いに行った。あのとき まだ体調が良くないのに弟は留守番することを嫌い わたしと母の買い物についてきた。あんなに混んでいるとは露知らず。待っている時間の長いこと長いこと・・・きっと弟にとってかなりきつい時間だったはず。二件かけて買い物したが、どちらもどこに行っても長蛇の列で 肩で息をしていた弟の様子が今でも目に浮かぶ。なんで無理にでも留守番させなかったんだろうって後悔するけど。弟は置き去りになることが怖かったか寂しかったのだと思う。この買い物がきつくて次の日 お墓参りには弟は行けなかった。
暑い夏。暑い夏に生まれ暑い夏に去っていった弟。お盆の買い物をするたびに 弟のやせ細った背中と帽子を目深にかぶり ベンチで座り買い物が終えるのを黙って待っていた姿を思い出す。そして ふと 前からカートを押してくる人の後ろから 野球帽が見えたりすると 弟がいないかと思ってしまうのだ。