心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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絵を飾る楽しみ

2016年02月01日 | ほんのすこし
気にいった絵があると嬉しいものだ。
ひがな一日中、黙って眺めていたくなる。
そんな絵に出会えるというのは本当に嬉しい。

ここ10年来、あれこれ手元にリトグラフやら油絵やらミクスメディアやら…… 水彩画、銅板画。
でも、今になって思う。
一体これらを飾っておけるスペースがどこにあるのって。
いや、たまに一枚出して飾る、それがいいでしょ。そうなんだけどね。

平野遼のリトグラフはすごくお気に入り。
『モロッコにて』
息子がこれを見た途端、「おれ、これ好きだな」と言ってくれたことを思い出す。今年、彼のところにこの作品は移動する。一番気に入ってくれた人のところに行くのがいいのだ。
娘が気にいってくれたのはミクスメディアの『手紙』という作品。作者は…… 失念した。不思議な雰囲気の作品だが、少し大きい。もう少し広いところに移ったら、送ろうと思っている。何年後かに。

一年中飾っている作品がある。



いつ見ても見飽きない。これが水彩絵の具で描かれているということに感嘆する。深い色と色のつながりは何度見てもすごいなと思う。
夕闇が静かにやってくる、海の向こうでまたたくものがいる、ひそかに佇む月がわずかに微笑む……
不思議な世界がここにはある。

同じ作家の作品『プランタン』



これも水彩画。
いくつにも重なり合った色がまるでサーカスのように弾けている。とにかく見ていて飽きない。細かなところを見ると沢山の発見があるし、毎回違ったものを見つける。宝の箱を開ける気分♪
水彩絵の具でこんな作品を創り出す作家。佐東明氏。
素晴らしい人です。
作品はほとんど手元にないらしく、寡作でも知られている。周りではもっと描いて個展を開いたらと言う人が多いらしいけど、作品が手元に少なくて開催できないみたい。

前は自分が描いた絵を飾ったりしたけど、今はあまり見る気がしない。やっぱり違う、全然ちが~う!(笑)

好きな絵があるっていいなあってつくづく思う。

物忘れ

2016年02月01日 | ほんのすこし
最近、物忘れがひどくなってきた気がする。
前の日だったのか、いつだったのかと考えることが多くなってしまった。特に電話を受けたりするとそのときは気楽に「はいはい」と答えていたのに、すっかり忘れていることがあったり。

注文していた物が入ったからとわざわざ電話をいただいたのに、いつでもいいからという言葉ばかりが頭に残ったせいか、次の日にはそのことをすっかり忘れていたのだ。
昨日、母のベッドを直しているときに母の手や頬を暖めるものがあったらいいのになあと思った。思った途端に思いだした。
あっあれ、頼んでいたんだった。

電話をいただいたのは数日も前。向こうは連絡しないでいるわたしをいぶかしく思っていることだろう。注文したのに取りに行かないなんて。平謝りして買ってこなくちゃ。
注文したもの。
それは今月にいつも行く美容院に行ったときのこと。そこで見つけた電気あんか。充電式で一回充電するだけで8時間は持つという代物だった。中身はジェルみたいな感じでカバーを洗うことができる。さわり心地がなんといってもいい。手をすりすりしてみるとそのふんわり感が半端じゃない。これは絶対母に喜ばれる、そう思って注文したのだ。
あぁ、それなのに。すっかり忘れていた。

もう一つ、ラインで連絡が入った方は、調子よく「明日時間があったら手配するから」なんて答えていて。
今朝起きたときにはすっかり頭から抜けていて。テーブルにメモしておいた紙を見なかったらすっかり忘れてしまうところだった。今日の予定に入れておくつもりが、忘れていたら何もできずに終わっていたところだった。
メモがなかったら思いだしもしなかったかも。
なんてこった。
頭の中が真っ白け。
そんなわたしになりつつあるのか?

体だけじゃなくて頭の体操も必要なわたしであった。

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田んぼは真っ白な雪。なんの足跡もないっていいなあ。

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