難しい・・・

時代考証・・・
ただ書けばいいというものでもないようで。書いているうちに設定した舞台がどの期間になるのかで書く内容にぶれがないかを確かめなくてはならない。
最初はそんなこと何も考えずに進めて行くのだけど、ある程度形になってくると細かい部分が気になってくる。
はたしてこれはこの時代に合っているのか？
当人が存在する時代背景として大丈夫なのか？
一番分かりやすいのは自分が生きた時代のことを書くことだが、それすら最近は怪しくなってきた。記憶がおぼろげなことが多くなったのだ。やっぱり頭は使ってなんぼだなあと思う。

そういう怪しげな部分を突き詰めていくと、どうにもこうにも修正するべき箇所が増えていって・・・にっちもさっちも行かなくなる。
今がちょうどその時期なのかもしれない。
目が覚めてそのことを考える。あそこは違うんじゃないか、とか。あれを別にしたら、とか。

で、起き出して修正すると今度は修正したことで生じる別の直しも必要になってきて。
あああ、なんだか煮詰まり状態だ。
今年は無理かもしれないなあ、と気弱になる。

書いていたあれこれを読み返す。最後まで行ったものは少ない。どれも煮詰まり状態のままで放置していたものばかり。
飽きるのが早い。本当に早い。
出だしを考えるのは好きなのに、どうも途中で嫌になる。これじゃ作品と呼べるものを書き上げるのはいつになるやら。そんな気分で買っていた本を読んだりすると、がくんと打ちのめされてしまう。わたしって表現力が乏しいなあと。

でもまあ、起き上がりこぼしみたいなわたしのことだ。自分は自分と割り切ることも。
好きで書ければそれでいいじゃないかと。
でもそれにしたって難しいな。
修正した設定を元に戻すかな。

一番問題なのは自分が書きたいものは何なのかってことだよ。それから外れて変に考えすぎるからだめなんだよ。

わかった、最初の気持ちを考えるよ。

そんな自問自答を朝から繰り返し、なんとなく今頃になって気分が上向きになった。時間はまだまだある。書き直しはいくらでも出来る。自分にごまかさずに書きたいものを書こう。
今日はゴスペルレッスンだ。一か月お休みしていた間に新曲も始まったみたいだ。気分転換にはもってこいだ♪
天気予報では70％の雨って昨日載っていたのに、今は青空が広がっている。こういうときベランダに向かう窓が広いといいね。青い空はわたしに元気をくれる。
さあ、午後は練習だ！