渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

映画『エリジウム』(2013)

2024年07月18日 | open



2154年、地球人の超富裕層は
大気汚染により環境が悪化し
た地球から離れて、衛星軌道
上に建造された衛生コロニー
エリジウムに暮らしていた。
地球上では下層民とされた人々
が労働者として酷使されている。
ロボット三原則もなく、ロボッ
トは人間を痛めつける。人権は
一切無い。エリジウムに居住す
る市民のみが人間として扱われ

ていた。
衛星コロニー「エリジウム」で
は自動再生装置に
より、あらゆ
る病気や怪我を
完全に復元して
完治させる
装置が各家庭やいた
る所に設置されていた。

そのため、エリジウム市民の
は病気も怪我も存在しない。
復元させれば永遠の命を得て

いた。
だが、地球上の非市民たちの
中にはそのような人間支配の

体制に抵抗するレジスタンス
たちも存在した。彼らは全人
の真の解放を目指す。
そうした暗黒の未来と人間の
希望を描いたSF。
エリジウムとはギリシャ語で
「天国『のような』場所」の
事。

アカデミー賞ノミネート作品。
良作。

映画『エリジウム』第1弾予告編


この記事についてブログを書く
« ナイフの穴 | トップ | 小説を読む 『戦争の犬たち... »