ここ数年、日本ではキャンプブームだ。
さらにかつて半世紀前がそうであったよう
に、キャンプでは焚火を楽しむ人たちも
増えている。
個人的には嬉しい。
しかし、これが日本人1億人が全員焚火を
やり始めたら環境どうなっちゃうの?と
いう問題は常にはらむ。CO2どうなる?
という。
これは、バイクや車は好きだが、みんなが
乗り出すとどうなっちゃうの?という問題
とも通じる。
キャンプの焚火一つでもそうだし、車に
乗るのもそうだし、常に環境破壊に自分
が与するのだという事にせめて忸怩たる
思いを抱いてもよいのではなかろうかと
感じる。
さりとて、自分が電気車に乗っているの
でもないのに、排ガスを出す二輪や四輪
に乗りながら、2ストエンジンを非難する
側には決して回りたくはないという思いが
私にはある。
これは、自分が2スト好きだからというの
とは関係なく。
「馬鹿野郎という言葉は使うな、この
馬鹿野郎」というような恥ずかしい事は
したくないだけだ。