
映画「復活の日」、録画してあったので、観ました。
世界がウイルスによって死滅する。
わずか800人ばかりを、南極に残して。
1980年、32年前の作品です。
中学生の時に、池袋の映画館に観に行きました。
その後、テレビで放送していたのを、1~2度見ておりますが、
今回ほど、身につまされるというか、リアリティを持って観たのは初めてです。
絶望と、わずかばかりの、希望。
何とはいっても、本当の想定外の事をするのは、実は自然ではなく、人間なのですよね。
この映画でも、それを思い知らされます。
そして、結局犠牲になるのは、いつも、普通の、一般の、何も知らない、つつましく生きている市民、国民なのです。
こんなこと、夢物語だと、ただの「良く出来たSF」だと、ずっと思っていましたが、
どうも、今、煮たような、
・・・じゃない、
似たようなことが、起きているようにも思えます。
SF映画は、未来の科学の進歩を考え、想像し、その中での想定内のことを描きます。作り事です。
しかし現実は、こうして、想定をはるかに超えた事が、目の前で起こりえるのですよね。
さて、僕たちは、ちゃんと「復活の日」を迎えることができるでしょうか。
そのために、するべきことは、何なのでしょうか。
今、国も、国民も、その為に全力を尽くしているのでしょうか。
答えは、何年後かに、出るのですよね。
そして一体、今、自分には、何ができるのでしょうか。
ではー。