陽が落ちるのが、早くなりましたねー。
水曜日は、T京音大に行っておりますが、
今日は帰って明日のライブの準備をしようと、
ほぼ授業終わりですぐに大学を出たのですが、もう、こんなに暗かったです。
もう一枚、
T京音大は、雑司ヶ谷の鬼子母神のすぐ横にあるのです。
以前にも書きましたが、京極夏彦の処女作「姑獲鳥の夏」の舞台にもなったところです。
先日のS足学園音大の写真と比べると、まあ、あちらは校内ですが、なんだか面白いです。
どちらも、授業を終えてのち、僕が見ている風景です。
基本、新しい街よりも、昔ながらの下町が好きなので、
こういう神社とか、細い路地とか、個人商店、
・・・お惣菜がショーケースの上に出ているような、地元の商店街などがあると、とっても安心します。
最近は、魚屋さんの声など、あまり聞けなくなりました。
僕が3歳~小学生一杯くらいまで住んでいた家は、小さな路地を挟んだすず隣が魚屋さん(野菜なども売っている、いわゆるスーパーのはしりのようなお店でしたが、もともとが魚屋さんだったのです)でしたので、しゃがれた声で「らっしゃい、らっしゃい!奥さん!いいのあるよー!」などという威勢の良い声が、夕方の子守歌替わりでもありました。
今はそのお店も、入口が自動扉の、キレイな新しいスーパーになってしまっていて、
お店の前を通っても、何も聞こえないようでした。
昔、むかし、というと、トシを取ったようでアレですが、
以前は、色々な”音”が、もっともっと、身の回りに、あったように思います。
今、かりにも、音を出す、音をつくる、そんな仕事をしておりますが、
やっぱり、目指すものは、
心地よい音、であり、
気持ちが良い音、
なんですよね。
それが、たとえ爆音の、ギンギンに歪んだオルガンの音であっても、
「ああ、いいなあ」と思えれば、それは、心地よい音で、なんなら・・・聴きながら、気持ちよーく眠れるのですよ(笑)。
といって、ライブで眠ってしまっては困りますね(笑)。
さて、明日は、いよいよ。
お話を頂いたのが、まだ春のことでしたので、「まだまだ、ずっと先」と思っておりましたが、あっという間ですねえ。
なんと、おかげさまで、チケットは、10日ほど前の段階で、もうソールドアウト間近だとのことでした。
でも、当日券も出るかもしれませんので、明日、ご都合がつかれそうなかたは、是非ぜひ、お問い合わせくださいませ。
お天気もよさそうですので、どうぞ、散歩がてら、お出かけくださいね。
高円寺も、素敵な下町ですよ。
ではー。